里帰りする度に訪れている六甲高山植物園。こんな暑さではそんなに花は咲いてないだろうと思っていたのに、予想以上に沢山の花に出会えて大感激。このみどりのまとめは、そこで出会った夏の花だちの記録です。(2024年8月18日)
🟦六甲高山植物園へ
この植物園は、牧野富太郎博士の指導を受けて1933年に開園したそうです。現在は、阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営となっています。
海抜865mに位置し、平均気温は北海道並の約9°C。この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物が栽培されているそうです。
入口を入るとすぐは湿性植物区です。
手前は湿性植物区で、奥はロックガーデン。
🟦キレンゲショウマのお出迎え
朝ドラ「らんまん」にも登場したキレンゲショウマ。レンゲショウマに似た黄色の花が咲くことから名付けられたそうですが、レンゲショウマはキンポウゲ科で、キレンゲショウマはアジサイ科で、種類は違うようです。
今回は、このキレンゲショウマが入口近くにいっぱい咲いていて、私たちを出迎えてくれました。
この植物園では、キレンゲショウマが約3,000株が栽培され、栽培下では日本最大の群落のようですよ。
筑波実験植物園のキレンゲショウマは7月にはもう見頃を過ぎていたのに、ここではまだ蕾がいっぱい。これから花が沢山咲き、見頃を迎えそうです。
キレンゲショウマは四国の石鎚山や剣山などに自生しているだけで、絶滅危惧種に指定されているそうです。
入口近くのログハウスの前も、こんなにキレンゲショウマが広がっています。この土地の環境に合っている花なのでしょうね。
🟦植物園散歩で出会った花たち
レモン色のユウスゲがとても綺麗でした。
曇りの日に、開園と同時に入ったからかな・・、夕方に咲くはずのユウスゲが、午前中、まだ綺麗でした。
カノコユリ
カノコユリの姉妹。
コオニユリかな・・
オニユリ
ミソハギが満開です。
夏の暑さを吹き飛ばしてくれるような花です。
カワミドリかな・・。
サワギキョウ
サワギキョウをアップで。
ヒゴタイ
ロックガーデンでは、ヒゴタイがいっぱい咲いています。
ヒゴタイの瑠璃色がとても綺麗。
コバギボウシ
ハギ
マツムシソウ
シコタンハコベ
ツガルミセバヤ
アサマフウロ
アサマフウロをアップで。
ツリガネニンジン
ツリガネニンジンを下から覗いてみました。
ヌマトラノオ。
湿地に生えるトラノオという意味で
名付けられているようです。
ヌマトラノオをアップで。
まだ咲き始めかな・・。
白いゲンノショウコ
濃いピンク色のゲンノショウコ。
この植物園では、2種類の色のゲンノショウコがあちこちに咲いています。
ヒオウギ
キンロバイ
オトギリソウ
シュロソウ
シュロソウの全体像
ヤマハハコ
タヌキマメ
イワタバコ
筑波山で出会った花に、ここでも
出会えました。
湿った岩場が作られ、
そこに蔓をのばして咲いていました。
こんな花たちを 栽培して
育てるのは大変だろうなと
思います。
レンゲショウマ
レンゲショウマをアップで。
オオバヨメナ
✳︎
キセワタ
カンゾウかな・・。
フシグロセンノウ
ヤマアジサイ
サギソウ
エゾリンドウ
クサアジサイ
クサアジサイのアップ
キキョウ
ウメバチソウ
ワレモコウ
タマアジサイ
タマアジサイの花
センニンソウ
ヒヨドリバナ
ツクバネソウの実
ヤマアジサイ
🟦食虫植物展
ムシトリスミレ
この植物園では、食虫植物の展示会が開かれていました。その中で花が咲いていた食虫植物をあげてみました。
ウサギゴケ
うさぎのような顔をしている苔。
いつ見ても可愛いですね。
クリオネミミカキグサ
ハエトリソウ
ハエトリソウの花
名前とは違い、随分、清楚で可愛い花が咲きますね。
🟦おわりに
すごい数のpicなのに、最後まで見ていただき有難うございました。こんなに暑い夏でも、六甲高山植物園ではこんなに沢山の花に出会えますよ。高山植物や山野草に関心のある方は、夏の癒しに、是非一度訪れてみてください。
すごいお花の種類ですね。😊さすが、植物園ですね。👍
キレンゲショウマの群生、クサアジサイ、タマアジサイ、ウサギゴケもかわいいです💕
ウサギゴケもクサアジサイもまだ見たことがありません。
こんな場所があって、ほんとに羨ましく思ってしまいます。🙆♀️