昨年、番外編の特集で過去4年の作品集を投稿しましたが、
今回は、更に遡って蔵入りpicの最初に戻っての思い入れのある作品をピックアップ。懐かしいエピソードを添えてご紹介いたします。ご興味が無い方にはつまらない備忘録になりますがご勘弁下さい。
◼️掛け時計
スライド丸鋸を手に入れた頃の作品で、木材を90°、45°、更に、7.5°のカットが簡単に出来ました。360°の24当分の半分、
7.5°でカットで時計の文字盤作りにチャレンジ。お気に入りで、何と昨年までこれを使っていました。
◼️丸型woodショルダー
MDFという板材濡らして円筒に曲げにして
左右に蓋を付けてから、開けるように三分の一だけ切り取って、丁番を付けてもう一度円筒に。結局、重くて実用性は有りませんでしたが、ディスプレイの台として活躍。カッコ良かったんだけど。
◼️木製のコップとゴミ箱
角度を付けたカットが正確に出来るとこんなのも量産出来ました。色の違う板材で少しだけ寄せ木細工風や漆塗りをしてみました。合わせ目綺麗でしょう?
今現在使ってはいませんが、何個かは残っています。とても口当たり優しくて、飲みやすかった。
そして、ゴミ箱は今でも元気に使っています。当時、プラと可燃の分別が始まり色分けした記憶が有ります。
◼️八角茶筒
桜の板材を八角柱になる様に22.5°でカット。この時はまだスライド丸鋸が無かったので手作業。貼り合わせてから上下に蓋を付けて筒の完成。輪切りにして中に一回り小さい八角柱を貼り合わせ、中蓋を付けて完成。更に、漆塗りにもチャレンジ。黒いのは漆塗りしたもの。今でも現役で使っています。八面の長さと角度を揃えるのが大変でした。失敗は、中の仕切りをヒノキの板材にしたら、香りが強すぎて味変したお茶になってしまいました。
◼️グリーンフォーク
ゴルフ用品で、グリーンのボールマークを直す時に使うもの。普通のものは小振りなので、グリップしやすいようにwoodをつけて見ました。写真先端の金具は普通のものです。S字にうねって、色の違う板材のサンドイッチ。中々凝った作りでしょう?
残り1個ですが、無くさず使ってます。
◼️小型のスーツケース
結構面倒なチャレンジがいっぱい詰まっています。第一のチャレンジは素材がwoodです。第二のチャレンジは、コロコロキャスターが付いています。なので、引っ張るためのアームもスライドして出てきます。
第三のチャレンジは、スライドレール2本の付いたアームの取っ手が蓋を開ける時、くの字に動くようになっています。落下したら粉々になると思いながら、中国やアメリカの数日出張で使っていました。中々スリリングでした。
◼️小物入れシリーズ
構造はほぼ同じですが、用途に合わせてサイズを変更したシリーズ。青いのはセカンドバッグ。ただ、ハードなのでセカンドにはならなかった。白のひとつは、ノートPC専用バッグで、それしか入りませんが結構使っていました。そして、システム手帳。問題は書き込む時に縁が邪魔して書きにくい点。←致命的
◼️ミュージックステーション
オシャレなデザインオーディオの提案に作ったサンプル。中はBluetoothの受信機にアンプとスピーカーが入っています。音源はスマホやPCからBluetoothで音楽を再生する方式。シンプルなデザインでお気に入りだったのですが、企画自体がボツになり、世には出られないものになってしまいました。
ここまでわたしの木工作品のルーツを遡ってみましたが、意外に記憶に残っているものですね。それにしても、こんなもの良く作ったもんだと感心するものもたくさん。
変なわたしの木工ルーツ探索にお付き合い頂きありがとうございました。
素敵✨✨😁