襟裳の春はなにもない春です🎶が、しかし、否、果たして広島と岡山の名庭やいかに。敢えて色のない季節にお邪魔してきました。
プロローグは広島から
朝イチの広島便で安芸の宮島へ。
大鳥居改修工事も終えました。再びの姿、美し
川辺にひとり佇むコ。内緒話をするコ。餌が貰える場所がわかってるコ。睨み返したコ。鹿達も息災でなによりじゃ
海に浮かぶ能舞台
「そこの賤の女、くるしゅうない」と言われたような。平清盛様にもご挨拶
IROHA village by藤い屋
もみじ饅頭はブランド指定。母の意向で藤い屋なのです。商業施設が五日市にできたので、市内への帰り道、寄ってみました
乗る勇気は…ありませんでした。ブランコ両袖はアーモンドの樹
アーモンドの蕾。猫柳のようです
畑には小麦の芽生え
ポンカンかと思いきやオレンジ。ちょっと先祖返りしていますか
向こう側が工場
併設カフェ&ショップもあり〼。大長(-おおちょう-読めませんでした)レモンを使ったレモンタルト。んま
*本題*縮景園 in 広島
広島浅野藩初代藩主、浅野長晟(ながあきら、英語版説明書も貰っておいてよかった😅)のお庭。作庭者は上田宗箇。
入り口で目が合ったボランティアガイドさんについて戴きました
曇り空+夕方近くなり、陽も翳ってきました。眼前にお池が広がります。そうです、大名庭園といえば「池泉回遊式庭園」
サザンカのバックが「清風館」。
殿の別邸ですが、屋根の先(破風?)に違う紋を発見。「あれ桜ですかぁ」「桔梗です」。
確かに…GSの恥っさらし。裏紋と言って、昔仕えた家の紋などを指すそうです。桔梗紋は光秀?日本史に強い方、教えてください
このお庭の主眼とも言える「跨虹(ここう)橋」。
こちらの名庭も原爆で喪失したものの、資料が残されていたので、かなり忠実に再現されているそうです。橋だけが爆撃にも耐え、唯一残った構築物(補修有り)とか
錦鯉がうじゃうじゃ
このコを見て「縮景園」のもやもやが晴れました。ここのお池は汽水なので、ボラや黒鯛が紛れ込んでいるのでした。
名庭の見方で習ったことを、やっと思い出せました。カラスミの母、ボラちゃんです。錦鯉同様、餌の貰いすぎで鯉体型
お手入れ中
茶畑
惚れる男の後ろ姿
名残りのボタンは、島根県大根島出身
源平咲きの梅。昔は馬場だったところが現在は梅林
広島地方気象台の植物季節観測用標本木、長くて舌を噛みますが、ソメイヨシノ。こちらの縮景園に18種のうち13種(数字はうろ覚えです、間違っていたらごめんなさい、ボラさん)の標本木があるそうです。
他にも紫陽花、梅など、標本木のある場所を教えて戴きました
随分遅くなりました。振り返って名残りのお庭です。綺麗に刈り込まれた木々が気持ちよく、梅も桜も紫陽花もその芽を膨らませていました。春に向け容易万端
*本題*後楽園 in 岡山
入ってまず、広い、綺麗、凄い。他に語彙はないのかと自分ツッコミ。
野焼きされた芝生が潔く、春の青さが心眼に広がります(ホントか⁈)。とにかく心が無になりました。
奥に聳えるこれまたリニューアルしたばかりの烏城こと岡山城との一体感。参りました
見渡せど見渡せど芝
お約束の竹林
異国情緒溢れるソテツ。こちらの群生も素晴らしく手入れされていました
至るところにあら、あら、あらら。嬉しい発見
寒くて恋団子
これはもう、菖蒲の季節も訪れなければならぬ
実はこちらの後楽園、三十年ほど前に「お庭をみましょうか」とお誘いを受けたのに見損なっていました。今回はその息子さんからお庭案内のお誘い。「行くッ!」と即答はGS効果。
お墓参りもできて、心安まる岡山となりました
川面に揺れる烏城
アップ
冬の風物詩「松の菰巻き」。はみ出ているのは鼻毛ではなくノキシノブ。2月末には外され燃やされ、春もすぐそこまで。
「縮景園」と「後楽園」お花は少なかったのですが、どちらも素晴らしいお庭でした。お花達が歌い出す頃、また訪れてみます。
長々と失礼しました&ありがとうございます
おまけ
広島を拠点に中一日岡山へ。
下りホームは安全柵がない場所があり(但し8両編成の時)かなり近くで新幹線を見ることができます
こちらは安全柵があります。
新幹線はやはり見惚れます
香川県と岡山県は
海をへだてていますが
電波は届きやすい
民放五局が 一緒で
ニュースも天気予報もまず
岡山県そして香川県
なので 後楽園の芝焼き
ニュースで見ましたよ
お庭は 真っ黒でしたか?
でも
今の時期だけなので
見られたのは貴重かもです🤗
NHKだけは四国で
くくられていて 四国の情報が
わかります なぜかしら🤔
お庭好きの けーこさん
ぜひ 栗林公園に
また 違った風情があります
水戸黄門様の家系ですから😄