春にしばらくぶりに訪れた古峯神社の古峯園。
秋は紅葉の名所となっているというので、どんな風なのかなと思って訪れて見ました。
🌿あわせて春に訪れた時のまとめも別に投稿します。
両方ご覧いただければ、春と秋の様子が見比べられるかと思います。
★写真中の人物にはボカシ加工がしてあります。
古峯園は古峯神社の中にある日本式庭園です。
紅葉の名所となっているだけあって、春とは違って訪れている人が多かったです。
でも、多すぎず少なすぎず、といった所でしょうか。
鳥居をくぐる前から、鮮やかな紅葉が見えるます。
もちろん、ここへ着くまでの道中もきれいな紅葉が見られました。
狛犬さんの近くにグラデーションが美しいモミジがありました。
料金所から庭園まで少し登り路を進みます。
周りは大きな杉と路沿いにツツジ、シャクナゲ、アジサイなどが植えられています。
そろそろ庭園に出ようかという地点、地面が綺麗なコケで覆われていました。
写真、ちょっと手ブレしててスミマセン。
薄暗い林を抜けると、鮮やかな色彩が目の前に広がりました。
借景となっている山の木々も少し紅葉しています。目にはもっと鮮明な色に見えているのですが、カメラのレンズを通すと少し霞んだ様になってしまいました。
池の畔に建つ東屋、静峯亭へ向かいます。
手前から奥に生えているのは、菖蒲です。
菖蒲の花の季節にも来てみたかったけど、今年は叶いませんでした。
静峯亭の中の腰掛けに座って眺める景色、楽しみでした。
まるで錦絵ですね!
上が北面の窓からで、下が西側の窓から見た様子です。
なるべく春に写真を撮ったアングルに近い形で撮りました。今回は人がたくさんいるから、春の時みたいにどこでも好きなポジションでの撮影はできませんので、東側の窓の方は無理でした。
静峯亭から出て北西の方を見たところ。
静峯亭の中で見た絵画的な眺めからの、この雄大な景色への切り替わり。
ダイナミックです。
一番滝が間近によく見える大きな石が、池のほとりにあります。
大きい石と言っても4、5人くらい立てば密な感じで、さすがに今日は順番待ちもある様子なので、そこはスルーしました。
もみじ亭(東屋)に来ました。
春に来た時は、名前からしてモミジの綺麗な頃がいいんだろうと思って、中には入って見ませんでした。
さて、モミジのきれいな時にやってきましたよ。
ですが、今日はもう先客がたくさん腰掛けに座っています。中には入らないでおきました。
多分、モミジの枝越しに池を眺められるんじゃないかな?
黄色のモミジもきれいでした。
園路を歩いていて、ツツジの木に何か白いものがたくさん付いているのに目が止まりました。
園路から少し離れている木なので間近には見られなかったのですが、何かの蔓植物の種の綿毛のようです。
これ、何かしら?
わかる方おられたら、教えてくださいね。
名前教えていただきました。
ボタンヅル
葉の形が牡丹の葉に似ていることからついた名前ということです。
また、クレマチスの原種の一つでもあるそうです。
お花も見てみたくなりました。
林の中の園路を歩いて行くと、奥がまた開けてきて真っ赤なモミジが見えて来ました。
遠くの山もよく見えます。
古峯神社の摂社のある広場付近です。
大きな石燈籠があります。
庭園内にはいろんな石燈籠があちこちに置かれています。
色々と由緒来歴のあるものが置かれているそうです。
ここにだけ、アザミの花が咲いていました。
なんだかほっと、癒されました。
杉の木立の中の赤いモミジ。
色の対比がいいですね。
峯の茶屋という建物の前にきました。
飛石の所の苔は、春の時より緑がいくらか鮮明になっていましたが、もう少し青々してるとよかったかな。
この場所は苔にとっては日が当たりすぎるのかもしれませんね。
建物の角を曲がった所にある蹲(つくばい)の所の苔はきれいでした。
石垣の所が展望台です。峯の茶屋もあります。
松の木が生えている所は中の島。
分かりづらいですが、亀の形を模しています。
峯松庵という所にも大きな赤いモミジがあって、きれいでした。
池の対岸から峯の滝を見ました。
滝は細く奥まった所にあるので、ほぼ正面に立たないと見えません。
また来た時の道を通って帰ります。
アジサイやヤマアジサイの花が色々残っていました。
以上、古峯園2022秋、でした。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。