モアイオン物語

aero

公開日：2022.08.16

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色の日ショートストーリー。モアイとライオンの合成獣の物語。

エピソード①

Photo By aeroさん

？「ここは、、、？オレはどれくらい寝ていたんだ？？」

、、、モアイオンが迷い込んだのは多肉の森であった。森は果てしなく続き、動物の遠吠えもどこからともなく聞こえてくる。

そう。これはモアイとライオンが融合した合成獣“モアイオン”のノンフィクション物語である。

つづく(わけがない🤣)

エピソード②(まさか続編を書くとは🤣)

エピソード③

エピソード④

エピソード⑤

エピソード⑥

森を彷徨うモアイオン。次に会ったのはカメだった。

モアイオン「よう、じいさん」

カメ「んー何じゃ？何か用か？」

モアイオン「ちょっと聞きてえことが、、、って、あんたはオレを見ても逃げねぇんだな(苦笑)」

カメ「そうじゃのーカメのワシが逃げてもライオンには勝てんじゃろ(笑)？」

モアイオン「違ぇねぇな(笑)」

カメ「それにのー、ワシは以前お主によく似たホワイトライオンとモアイのアベックに命を助けられたことがあっての。悪いやつには見えんのじゃ。ホワイトライオンのほうは赤子を身ごもっておったのに、驚いてひっくり返ったワシに必死に心臓マッサージをしてくれたわぃ。甲羅をマッサージしてももちろん効果ないがのー(笑)」

モアイオン「なんだって!?そういえば親父に聞いたことがある!!オフクロは天然だったって!!じゃあそのホワイトライオンのお腹にいるのがオレってことか⁉そしてオレが10年前にタイムスリップしたのは会ったことのないオフクロに会うため⁉

、、、うわーベタだな(笑)

なぁじいさん。そのホワイトライオンとモアイにはどこで会える？」

カメ「ここから西に向かっていくと住み家があるはずじゃよ。」

モアイオン「おーありがとうな」

こうして旅の目的がはっきりしたモアイオンはカメに別れを告げ母のいる西に向かうことにした。

つづく

エピソード⑦

モアイオン「オフクロか。。。会ったことねぇからなー。何を話せばいいのやら。。。それにあのクソオヤジにも会わなきゃならんのか。気が進まねぇなあ」

そんなことを考えながら進んでいくとやがてモアイが見えてきた。

つづく

エピソード⑧

モアイオン「あ、どうもハジメマシテ。」

モアイ「あいよーどちらさん？」

モアイオン「急にこんなことに言っても信じてもらえないかもしれないけど、オレ10年後の未来から来たあんたの息子。」

モアイ「おーそうかそうか!!オレの子かー!!よく来たな!!」

モアイオン「そうだよな、信じられるわけが、、、って信じちゃってるよ!!あーそうだったこの人(っつーか、このモアイ)こんな感じだっ」

モアイ「やっぱオレに似ていいアゴしてんなー!!男はアゴ!!母ちゃんにも似てキレイな白い肌じゃねぇか!!目の色もそっくりだ!!んで？はるばる何しに来たんだ⁉」

モアイオン「それが、」

モアイ「アゴの手入れはしてるか!?10年後はいぃアゴ化粧品もあるだろうな!!土産はねぇのか⁉」

モアイオン「いや、だから」

モアイ「おっと!!母ちゃんにも会わせてやらねえとな!!母ちゃーん!!」

モアイオン「(オレのオレのオレの話を聞けー!!)あ、どうも」

モアイ「母ちゃーん!!息子が10年後から会いに来てるぞー!!母ちゃんに似て色が白いぞー!!イケメンだー!!」

母ちゃん「はい、はーい。今行きまーす。」

つづく

エピソード⑨

モアイ「な、母ちゃんみてえにキレイな白い肌してるだろ⁉もうすぐ産まれてくるお腹の子の姿だぜ!!アゴもオレに似て立派!!かぁー、動物番組にも出られるんじゃねぇか⁉ほらほら何を照れてるんだ、お前たち!!もっと近くに寄れって!!目も青くてそっくりなんだぞ!!」

つづく

エピソード⑩

モアイオン＆母ちゃん「「(そっくりとか以前に、、、)」」

モアイオン「トラじゃねーか!!!!!」

母ちゃん改めホワイトタイガー「ライオンじゃねーか!!!!!」

つづく

エピソード⑪

ホワイトタイガー「あんた!!また浮気したのかい!!ライオンなんかに手を出して!!」

モアイ「いや〜私、手はありませんけど。モアイだけに。なんちゃって(笑)」

ホワイトタイガー「黙れ!!!!!!たいたいあんたってやつは!!!!!!」

モアイ「あ、ちょっとオレのオレのオレの話を、、、」
　
ホワイトタイガー「聞かん!!!!!!」

つづく

エピソード⑫