事件は氷点下の真冬におこりました。
2021年 夏 ホムセンにて購入
思わず購入できた桃太郎に浮かれて、後日仕事帰りに見かけた花うららを勢いで手にしたことは覚えてる。
どのくらい浮かれてたかというと、失敗して枯らしてしまうかもしれない未知の多肉にワンコイン出すくらい。
当時のpicは無くて↑の何処かに置いてた。
購入後は多肉棚でも変わる事なく秋を越し、このまま冬に突入。
2021年 冬 夜は氷点下
関東は晴天続きで湿度もなく、空っ風が吹き荒ぶ。風だけで七福神が凍ってた。
大きかったのがクリスマス寒波。
それに備えて多肉棚を百均で購入した透明ビニールシートで包装するように包んで簡易ビニールハウスにした。
下まで覆えてないが朝はともかく帰宅時には5℃以下になるので、私がいない間は風だけでも避けられれば、と思っていた。
おかしいと思ったのは年明け。
花うららが妙に黄色い。
そして縁が焦げたように茶色い。
でも花芽みたいなのも見えるし、冬だから紅葉では無い色の変化もあるのかも(GSでは見かけない)と今後も気をつけて見ることにした。
picを撮った。
花芽が上がってきて気づく。
見窄らしくなってる……。
毎日見てて気付かなかった。
ある日、多肉専門店に行く事ができて、お店の方にこの状態を相談した所「高温障害ですね。花芽を切らないと栄養を取られて形が崩れますよ」とのお答え。
昼は10℃行くかどうか、夜はマイナス6℃にまでなった冬に?
高温障害? ホントに?
信じられなくて、帰りに温度計を買って多肉棚にぶら下げ、休みの日の日中にビニールに覆われた多肉棚を見ると40℃を上回っていた。Σ(゚д゚lll)
マジで目が点になった。
花うららは室内管理にし、多肉棚は不織布で日陰を作った上でビニール巻きしたり外したりと試行錯誤。正解はまだ無い。ので今年もやる。
ちなみに、気が小さいので多肉専門店でチビちゃい花うららを購入。ダメになった時にこの子を見てシクシクする所存である。
2022年 春 わがままを通した
花うららは私のわがままを通すことにした。
花を見たい。だから花芽は切らない。
形が崩れるってどんなこと?
この後、緑に持ち直す?
子株も見えるから、最悪葉挿しでバラすことを視野にこのままにした。
冬中、室内に置いたけど動きはほとんど無し。
透明感のある黄色味が少し緑になったけれど、これも気のせいかも。
暖かくなってきたので、花うららを多肉棚に戻す。外の方が気持ち良さげに見えた。
形が崩れるとは。
春になり、葉が一枚いちまーいとポロリ取れるんである。枯れるのもあった。
そして。
今年6月中旬。
親株は見事に崩れて子株の顔出し。
残ったこの2枚の親株の葉は、どちらもきっちり固かった。
成長する子株の邪魔になってないかな?と一枚持ったらポロリ。子株の葉ごと取れた。
あああああーッ⁈
2022年 夏 今
子株のチビ葉からの葉挿し。
割とすぐに芽を出してくれたけど、芽を出して早々に親葉が取れた。え、どうすんのこれ。大丈夫、アンタ(私)
親株についてた子株。大きくなって多くなって世代交代した花うらら。
不織布で日陰にしてる多肉棚の気温は40℃をひょいひょい超えてるけど、風通しが良いのかなんとか無事。
冬の高温障害でいくつかダメにしたので、子株は環境に弱い事も学習したので秋まではこのままで外さない。
そして、今これ。
水切りしてるからか、まだ⭐️になったのは居ないけど、ホントに泣ける。
みんな頑張って耐えてくれ〜っ!