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カランコエは、冬~春にかけてピンク色や黄色など鮮やかな花を咲かせる多肉植物です。その花姿から子宝草とも呼ばれ、風水では子宝に恵まれる縁起がよい植物としても知られています。
美しいカランコエですが、育て方次第ではひょろひょろになってしまうことをご存じでしょうか。
ここでは、カランコエがひょろひょろになる原因やその対策、カランコエが好む育成環境などについて紹介していきます!
カランコエは花付きがよい多肉植物ですが、育て方によってはひょろひょろになってしまうことがあります。ひょろひょろになるとは、茎が細く葉と葉の間隔が間延びしてしまい徒長した状態のことです。
この状態になると見た目もよくないですし、病害虫にもかかりやすくなってしまいます。
カランコエは鉢植え栽培にも向いているため、室内で育てる方も多いことでしょう。乾燥に強い植物ですが、室内ではエアコンの風が当たることが原因でカランコエがひょろひょろの姿になってしまうことがあります。
また、カランコエは日当たりのよい場所を好みますが、直射日光が当たると葉焼けを起こす可能性があります。逆に1日中日が当たらない場所で育てると日照不足が原因でひょろひょろになってしまうため、注意が必要です。
その他、カランコエは約1~2年ごとに1回の頻度で植え替えしますが、長い期間植え替えしないと根詰まりを起こしてしまいます。
根詰まりすると植物の生育に悪影響を及ぼすため、カランコエが次第にひょろひょろの状態になってしまうので心配ですね。
カランコエがひょろひょろになる原因はいくつか考えられますが、エアコンの風が原因であればカランコエの鉢をエアコンの風が当たらない場所に移動させて管理してください。
暖房や冷房のような人工的な風は自然の風とは異なり、極端に乾燥しています。カランコエを元気に育てるためにも、エアコンの風が当たるような場所は控えましょう。
室内で管理していて直射日光が原因の場合は、窓際でもレースカーテン越しで育てることをおすすめします。日の光が当たらない場所で育てているようであれば、日当たりのよい場所に移動させましょう。
このとき、ひょろひょろに伸びた部分は剪定バサミなどを使って切り戻します。
カランコエの鉢底から根が出ているなど根詰まりの現象が確認できるようであれば、カランコエを一回り大きな鉢に植え替えましょう。
植え替えない場合は、カランコエの腐敗している根の部分を剪定するだけでも回復します。
カランコエはアフリカや東南アジアが原産の多肉植物なので、高温や乾燥した環境でよく育ちます。日当たりや風通しのよい環境を好み、日照不足になると葉全体に厚みがなくなってしまいます。
逆に寒さには弱いため、気温が5℃を下回る場合は暖かい室内に移動させて管理しましょう。0℃になった場合は、断水してください。
色鮮やかな花を咲かせるカランコエがひょろひょろになってしまうととても残念ですよね。多肉植物は他の観葉植物とは育て方が異なるため、カランコエが好む環境をよく知ったうえで育てることですくすくと育ってくれます。
正しい方法で手入れして、元気なカランコエを育てましょう!
GreenSnap編集部