雨の鹿児島2日目。降ったりやんだりならお庭でしょう。
ン十年ぶりの仙巌園(せんがんえん)は、とてもスタイリッシュに変貌していました。
ご挨拶
鶴嶺神社にお詣り。身も心も浄め、お久し振りでございます。
仙巌園のなかには、朝鮮出兵の折に連れていった猫(帰国したコは2匹)を祀る猫神社があります
手水舎も丸十
雄大な桜島を借景にした大名庭園です。
こちらは立派な正門
入り口はこちら。海際に沿った細長いお庭です。
紫陽花も鉢も素敵です。入場料は@1,500円。御殿内を見なければ@1,000円です。駐車場は前払いで300円
素敵な鉢、よーく見るとプラ鉢をシュロの皮?植物性の繊維で囲み、麻紐で縛ってあります。墨色の壁にマッチしています。真似したい
牡丹スペース。パイロンも竹が被せてあり、景観とマッチしています
反射炉
大河ドラマ「西郷どん」の影響が大きいかも。ばっちばちに整備されています
反射炉跡。文献だけで作ろうとしたところが、なんとも薩摩隼人
石室のような反射炉土台
振り向くと左手遠方がお土産物屋さん棟、右手がレストラン。統一されています
お土産物屋さん棟に魅力的な看板。帰りに寄ります
(帰りの写真)とても美味しかった、また食べたい。串が2本なのは武士の二本差しから?
因みに味噌味は2時間以内に、みたらし、きな粉は今日中。理由は少しずつ固くなります(全部は食べきれず、夕方に食べた感想)
レストラン棟。丸十の暖簾もしっくりと。2階でミルフィーユとんかつを😋麦味噌の豚汁が美味しくて、お味噌を買ってきました
レストラン棟の鉢は、全部この鉢で統一。鹿児島ブランドショップです
仙巌園(せんがんえん)
腹拵えも済み、更に進むと錫門。錫を葺いた屋根。松の翠の美しいこと
灯籠の上にゴジラ?と思いきや飛獅子。でも手はイノシシ?国内最大級の灯籠だそうです
説明書き
俳句、川柳の投稿も有りマス
階段に咲くノゲシ?濃いピンクだぁ
鶴灯籠
丘の上に磯御殿。この砂利のようなところで、桜島をバックに祖父母、曽祖母、兄と撮った写真があります。もちろんモノクロ
ソテツと四阿
大河のロケで使われた場所
磯御殿
御殿内は屋久杉がたっぷりと使われています。色目は質素ですが、贅沢
右手は手水鉢。焼き物です
こちらも手水鉢鉢。私がすっぽり入る大きさですが、渾々とお水が湧いています
お殿様の卓袱台
エッグスタンド型地球儀🌎掌に治まる地球です
釘隠し。コウモリ、葵、お茶の実。お茶とお芋は薩摩藩の資源でした
唐突に28代藩主、日本の近代化に貢献なさった島津斉彬公。渡辺謙さんがなさった役
磯工芸館
敷地が若干離れますが(と言って同じ海岸沿い、仙巌園まで徒歩2、3分)、空港に行く際に寄りました、工芸館。薩摩切子工場を無料で見学できます。吹くチーム、削るチーム、磨くチームと工程が解り、素晴らしかったです。おすすめ。
ギャラリーもあり、販売もしています。小さな花器に目が留まり、迷うこと10分。これ以上、増やしてどうすると己れに言い聞かせて、帰路に着きました。
スタバも工芸館と同じテイストで、あらスタバ
おまけ🙇♀️ロングバージョン🙇♀️
知覧武家屋敷通り。
雨に濡れた石垣と剪定された槙の木の美しいこと
入り口に艶かしい河童の門番
知覧武家屋敷の猫。魂が抜けるではないか、このうつけ者〜っ!
あら、カフェが
武家屋敷には、今も人が暮らしていらっしゃいます。素敵なお庭
作り込んでいないきれいなお庭
レトロに仕立ててあります
窓辺の紫陽花
撮るなと言うておろう。にゃんこ遭遇率が高いのですが、寄ってきてはくれません。皆さん、鈴つき。殿以外には目もくれぬ忠猫✨
カラダが玉虫色をした蝶々のような蛾。キオビエダシャクが大量発生中。ヒトツバタゴやイヌマキに卵を産み、木を枯らす厄介者なのだとか。町ぐるみで駆除にあたっているそうですが、耐性ができて薬が効かないそうです
猫が出兵ですか🐱
今の猫より、大きな任務を与えられた猫たちなのでしょうね🐭⛵️大変だぁ💦
猫を膝に抱えながら読んでいて、昔の猫たちの苦労に思いを馳せました🐈