水切れしていて根っこも生きているかわからないビカクシダの子株をいただいたので、水耕栽培で復活するか試してみます。
2022年6月7日
叔母の家にお邪魔した際に、叔母がビカクシダに触りながらビカクシダについて話していると、突然子株がポロッと落ちました。
私はビカクシダの株分けをはじめて見たことに驚き、叔母はそれ以前にも取ろうとして取れなかった子株が突然落ちたので驚いたようです。
その子株は若干干からびていて元気がない様子でしたが、以前からビカクシダに魅力を感じつつも手を出しかねていたので、ちょうどいい機会だと思い、いただいて帰りました。
帰りの電車の中で、弱ったビカクシダを水耕栽培で復活させたというブログを見つけたので、ダメで元々だと水耕栽培をしてみることにしました。
叔母宅訪問の際にグリーンスナップのアプリを教えていただいたので、せっかくですし機能の確認がてら記録を取ってみることにします。
ビカクシダを持ち帰った時点では、葉は水切れで丸まってカサカサになっており、根も根っこらしいものはついているものの、生きているのか死んでいるのかわからないような見た目でした。
20220608 朝
一晩水につけたビカクシダは、葉っぱが全体的に元気になっています。
根も、昨晩はわからなかった根の産毛がはっきり見えるようになりました。
これからしっかりした根っこが出て、元気になってくれるかはわかりませんが、ビカクシダに関する専門用語すらよくわからないまま、色々いじるよりは、シンプルに水耕栽培のほうがいい気がします。
なので当面は水位や水の濁りにだけ気をつけて、気長に見守ることにします。メネデールはちょっとだけ入れるかもしれません。
ビカクシダの後ろでやはり水耕栽培されているのは、叔母の部屋で株分けして水耕栽培しているモンステラから出た新芽です。
ハートの葉っぱがかわいくて、ビカクシダと一緒に頂いてきました。
2022年6月11日朝
モンステラの気根から根っこが伸びはじめました。
ビカクシダも根っこの先端の白い部分がしっかりしてきた気もしますが、気のせいかもしれません。
でも、ビカクシダのこの根っこを観察していると、このまま管理しておけばこの子は大丈夫そうな気が、なんとなくしています。本当に大丈夫だといいんですが。
ビカクシダの黄変してぐったりしたままだった小さな葉を、昨日か一昨日に付け根から切り落としました。
他の植物の植え替えの際に、メネデールを与えるついでに少しだけビカクシダにも与えました。
ここ数日でしたことはこれくらいです。
「水耕栽培のビカクシダは気長にそっとしておく」を自分に言い聞かせています。
2022年6月13日
まだまだ短いですが、白い根っこが生えてきました。
しっかりした根がある程度揃うまでは、まだ時間がかかりそうですが、今の管理を続ければこのビカクシダの子株はもう大丈夫な気がします。
うちに来た時点で成長点がどんな様子だったかがわかる写真が無いので、はっきりしたことは言えませんが、成長点の根元が膨らんできた気がします。
叔母はこの成長点は茶色くなっているのでもう駄目、と言っていましたが、案外大丈夫かもしれません。
うちに来た日の写真と比べると、とても同じ子だと思えないくらい元気になりました。
ビカクシダは世話が難しいのかなと勝手に想像してしまっていましたが、実際に世話をしてみると印象は全く変わりました。
水と太陽が大好きで、素直な成長の仕方をする植物です。品種によっては難しいのかもしれませんが、少なくともこの品種は丈夫で育てやすく、ビカクシダ初心者に良さそうな印象です。
6月15日
貯水葉が窮屈そうだったので、昨晩に新しいグラスへ移しました。気に入ってくれるといいんですが。手前の水差しは、念の為の支えです。
1ミリほどの白い新しい根を出している根っこもあるので、そろそろ苔玉にするなり板付にするなりしてもいい気がします。
この子を引き取ってから、ビカクシダの育て方をいろいろ調べましたが、草花のようにしっかり根を張るタイプの植物ではないんですね。
生育期ですし、外でしっかり育てるためにも、近いうちになんらかの仕立てをしてあげようと思います。
6月18日
ビカクシダを苔玉にしてベランダに吊りました。
苔玉は乾きやすいそうなので、葉が減ったほうがいいかと思い、一番傷んでいた胞子葉を切り取りました。
ビカクシダを育てるのも苔玉を作るのもはじめてで、これでいいのかわかりませんが、観察して様子を見てみます。
水耕栽培ではなくなったので、このまとめは終了します。
お付き合いいただき、ありがとうございました。