投稿したお花器で質問の多いものを紹介します。
クセモノその1
壊れた黒い花器。
思い切り壊れています。でもこの円形の部分が個性的で手放せないのです。
年に何度か登場します。
手を切らないように鋭い割れ口にヤスリをかけて、クリアのマニキュアでコーティングしましたが、問題は挿し口です。本来中心に首があったのですが、中古で買った花器を洗っていたらぼろっと首が落ち…😱
誰かが落として壊れた物を修理して飾っていたのかもしれません。スーパーグルーでしょう。そうとは気づかない私が連れ帰ったのです。アンラッキー?
いいえ❗️
縁があったんです‼️
使います
控えめアレンジメント
残り物でアレンジ
ユーカリでラインを強調
最近のコントラストを楽しむアレンジ
ユニークな形の器に思い切った自然のラインを合わせて見ます。
優れモノ
普通に使うと挿し口が上に来ます。
使います。
差し口を真上に
真上から見たところ
お花をやや上から見ています。
倒して、角に挿し口を持ってきて、お花を入れました。
挿し口左
左角にお花を入れます
正面に挿し口
正面にお花を入れます。
挿し口右
正面に入れました。微妙に花材の場所を入れ替えます。
差し口のない後ろ姿
クセモノその2
変なピンク色の花器
なぜ陶器の会社が大量にこんな色を作るのか、理解に苦しみます。
マットなピンクとは聞こえがいいですが、透明感や華やかさの無いピンクって…ブツブツ感たっぷりの私😆(生徒さんの前では文句言いませんよ、ここだけの秘密)
花瓶
挿し口の細い薄い花器。形は大好きですが…
先日使いました。
こちらは色を少なくまとめています。
水差し
ピッチャー型の厚みがない小さな花瓶。
あまり色々考えず、庭のお花をさくっと飾るのがいいようです。
昨年(2021年)の作品です。
水盤
形はアメリカではよく見る水盤です。
ピンクグレーな感じの色も、置く場所やライティングで、全く違う表情に変わります。
ゆったりと生けると穏やか雰囲気に。
最後に
クセモノとスグレモノに必要なのは、どちらも相手をよく知る、ということのようです。
人間同士の関係とも似通っているのかもしれません。苦手意識を逆手に取って、苦労をチャレンジと楽しんでしまいましょう。
さまざまな花材でアプローチすると、意外な組み合わせが見えて来ました。次はどんなお花器に出会うでしょうか?とても楽しみです!今回も最後までお付き合いありがとうございます。
すごい、すごい、と、どんな、器でも、花を、生ける、花を活かせてますよね。素晴らしいです