重森千青さんの『名園を見る、知る』セミナーでお勉強。#ジョサイア・コンドル。名古屋から車で1時間弱の桑名に行ってまいりました。
日本贔屓の英国人建築家
天海空(アクアです)ブルーの洋館が青空に映えます。塔のてっぺんに眠れる森の美女はいません。
こちらは三重の大富豪二代目諸戸清六氏の邸宅であったそうです。初代と岩崎弥太郎さんが仲良しで、「清ちゃん、日本政府がエゲレスから偉い建築家を招聘したんじゃが、君のところもどうじゃ」みたいな感じでしょうか。「ご紹介」ってヤツですねぇ
ちょっと失礼。
こちらは鶴岡(山形)の旧警察署庁舎です。色が似ているだけでした
六華苑入り口です。入苑料は@460円。JAFの会員証で割引きがありました
重要文化財です
塔の部分。野獣もいません
どちらが先か、神様の言う通り。ぷっとこいのぷっとこいのぷっぷっぷー
洋館
洋館正面玄関ですが、入苑者は和館玄関から
会議室。1階がパブリックゾーンですね、ですか?
3階、4階へは行けません
中身は年代物暖炉
書斎のデスクと椅子
縁側が広くなったようなサンルーム。いくつかのお部屋をぐるり囲んでいます
この窓に見覚えある人?くりくり回してかける鍵。懐かしいです
眼下に広がる芝生前庭
はめ殺しの窓。褒め殺しではございません
和館
手前が洋館、奥は和館。2階接合部分です
広いけれど手入れが行き届いています
ピカクシダならぬ優雅な電気スイッチ
菊と霧🎴皇室と徳川家?
雪隠
お玄関を上がった奥はカフェです。床に木々が映り込むほど磨かれています。
珈琲を戴きました。こちらでお土産用の安永餅(1箱10個入り1,000円)を注文でき、10分程で和菓子屋さんが持ってきてくださいます(人手がない時は無理かもです)
ここに飾られる苔玉はシアワセ。許せ、我が家の苔玉ちゃん達
お庭
裏手からお庭に廻ります。離れです
旧高須御殿。御殿の割には質素ですが、住んでみたい憧れの平家です
一番蔵、二番蔵、番蔵棟もありました
四季折々の什器、お道具等など、蔵だってひとつや二つですまないのが御大家
稲荷です。商売繁盛🦊
枯れ滝からお池へ
なんと美しい
アップ
洋館と和館が意外とマッチしています。洋館は天然スレート、和館はお高い本瓦ですね、きっと
池を挟んだ対面は、立派な日本庭園です
沢飛び石?磯飛び石?多分、沢飛び石かなぁ
水面に揺れる青い洋館
水轟々と滝もあります。揖斐川の水を利用していた池泉回遊式庭園です
お約束のガーデンパーティ用芝生広場。目が揃ってます
庭師さんに掃き清められた桜の落ち葉。丁寧なお仕事振りに惚れた
六華苑駐車場金網で我が世を誇るノアサガオ。年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず。昔の人はいいこと言います
おまけ
六華苑お隣りにある「桑名七里の渡し公園」。凄いンです。巨石ごろごろ。諸戸さんのお庭に入りきれなかったのかしら、と庶民は要らぬ心配。
こちらにダルマギクが咲いていました。はま菊姐さんと間違えた公園です🙇♀️🙇♀️🙇♀️
またの機会があれば、是非見てみます😉