プチDIY……?
事の発端
レックスベゴニアが根腐れしてしまい、こんな感じに百均のミニテラコッタ鉢に挿し芽した。
枯れる様子がないと油断していたのも束の間、ある朝起きたら1鉢が完全にお亡くなりになっていた。
腰水ではなかったのに、なぜか水にどっぷり浸かっている。
困惑して裏側を確認すると……
鉢穴ちっっっっちゃ!!!!
テラコッタ鉢の排水穴を拡大する
何が起きたかと言うと……
鉢穴があまりに小さく、そこに挿し芽用の土が乗り、表面張力で排水が為されず、気温で茹でられてお亡くなりになってしまったのだ。
画像は同様の事故を起こすも生き延びたアロマティカス。
鉢を買うときには、必ず排水穴を確認しよう……
このままではお亡くなりになったレックスベゴニアが浮かばれないので、在庫の鉢穴を拡大することにする。
ダイヤモンドヤスリを買ってきて、削るだけ。
意識しない人が多いと思うが、陶器は日常品の中では屈指の硬度を持つ。
数千年前の土器が出土するのも、セラミックがアナログにして半端なく頑丈で、数千年ぐらいは現在の姿を留めるからである。
したがって、うっかり木工用のヤスリなどで削ると、ヤスリのほうがテラコッタにヤスられてしまい兼ねないので、気をつけよう。
ガリガリ削っていくだけだが、黒板を引っ掻くような嫌な音がして、若干歯に来る。
苦手な人はイヤホンで作業すると良さそうだ。
どんどん削って、穴を拡大したら完成。
最初と比べると随分大きい穴になった。
5mmあれば表面張力にはよほど負けない……と思う。
今回は本当に事前にちゃんと排水性を確認しておけばよかった……
3個で100円、一個33円程度のテラコッタ鉢であることを考えたら値段相応ではあるのだが……
みんなも安い鉢ほどよく確かめて使おう……