枯山水風の苔テラリウムを作ってみた備忘録です!
ダイソーの蓋付きアクリルケースを買ってきました!
雑な性格なのでアクリルは傷つけちゃうかな…と思って今までガラス瓶でばかり苔テラリウム作ってましたが、枯山水作るのにちょうど良さそうだったので。
完成図をイメージしつつ、白い砂部分と土部分の境目に仕切りをつけます。
余ってたクリアファイルを適当に切ってマスキングテープで貼り付けました。
石も置いてバランス見つつ…。
石は家の前で拾いました←
いつもはソイル使ってますが、陸地が崩れると白い砂が汚れるので今回は造形君です。
水足してコネコネ…。
ちょっと水分少なめに作ります。
早速造形君を投入!
…の前にダイソーのゼオライトがあったので雑に撒いておきます。
根腐れ防止に良いらしいです。
ゼオライト持ってたのに今までの苔テラリウムには使ってませんでしたw
そもそもなんのために買ったのか思い出せない。
今回はソイルより水捌け悪そうな造形くんなのでなんとなく入れてみた。
造形君投入!
小さいスプーンでちまちまと。
で、石を配置。
石の周りも造形くんつけて軽く固定。
仕切りの下から若干泥水が染みてきたのでティッシュ置いて吸い取ってみてます。
厚みこんな感じ。
苔は基本的にそんなに深さいらないので2センチくらいあれば良い気がします。
あんまり厚くすると見栄え悪いので…。
いつもは手前から奥にかけて傾斜をつけることが多いけど枯山水の庭だと平らな方がそれっぽくなりそうだと思ったので平坦です。
日本庭園についての知識はミジンコほどもありません。
ダイソーのカラーサンド!
ザラザラ投入。
土と同じくらいの厚みになるように…。
筆で整えます。
細かいとこに砂入れ込んだり表面整えたりと筆あるとなにかと便利です。
この筆はかつて絵の具に使ってたけど使わなくなったやつです。
多分100均のナイロン筆。
緊張の仕切り外し。
できたー!!!
仕切り外す時若干砂が散ったけど細かいことは気にしない!
造形君の表面あまり綺麗じゃないので富士砂を敷いてみます。
まぁ苔びっしり植えたら見えなくなるんですけど。
取り出したりますはストックの苔ちゃんたち。
先月末に買ったやつをちまちま消費してるんだけどなかなか減らず…。
苔テラリウムを作る時って欲しい苔を買うと余ってしまうので難しいですよね。
ピッタリの量買うとか無理ゲーです。
私は余った苔はダイソーの透明工具箱?にソイル入れて軽く植えて保管してます。
工具箱は天面に電動ドリルで穴開けてなけなしの通気性を確保しようとしてます。
まずはヒノキゴケ。
なんとなく大きいのとかデザインの主張が激しいのを先に置いた方がバランス取りやすい気がする…?
今回の容器は割と天井が低いのでハサミで長さ調整します。
苔の根っこ(仮根)は養分を吸収するためのものではなく体を支えるためのものなので切っちゃって大丈夫です。
切って挿しとけば育ちます。
ピンセットで垂直につまむ。
このまま突き刺して植えるのでピンセットの先と苔の一番下が同じ長さになるように掴みます。
ピンセットでつまめる少量ずつ植えていきます。欲張るとボロボロします。
苔を摘んだピンセットを土に突き刺して、ミクロスパーテルで苔を押さえながらピンセットをそっと抜きます。
ミクロスパーテルは便利だけど別に細い何かで代用できるんじゃないかな…?
同じように苔を植えていきます!
石の隙間にコツボゴケ。
伸びて石に這ってくれたら嬉しいな。
主役感ありすぎて使い所がわからないカサゴケさん。
無造作に植える。
私はカサゴケさんを綺麗に育てたことがないので非常に苦手意識があります。
芝的にタマゴケちゃん。
ホソバオキナゴケの方がイメージに合うんだけど今ホソバオキナゴケの在庫無いので…。
タマゴケ使い切りました!
余ってるムチゴケを入れてみる。
面白い形だな!と思って買ったは良いものの個性的すぎてどう使ったら良いか分からない難しいヤツです。
ムチゴケは寄せ植えよりは単品植えの方が映えるのかな…。
これなんでしょう?
ハイゴケかシノブゴケの破片かな?
なんかよく分からんけど端っこの方に植えてみる。
植え終わりました!
ストックの苔を減らしたいので陸地全面に植えちゃったけど多分苔が植わってないところを作った方がカッコイイんだろうな。
流水紋をつけます!
ドール用のミニチュア農具みたいなのがあったのでこれで挑戦。
ダメだったので爪楊枝で挑戦。
無理でした!!!
諦めて荒れに荒れた枯山水を平らにならし直します。
うーん、砂が荒すぎるのかな…。
もっとサラサラのパウダーだったら流水紋付けられるのかもしれないです。
これでもうほとんどおしまい。
全体にたっぷり霧吹きします。
タマゴケ植える時に切った破片を石の上に撒きゴケして活着してくれたら嬉しいなという目論見。
溶岩石とかみたいな多孔質の石だと活着させやすいみたいだけどその辺で拾ったツルツルの石に活着するだろうか?
アクリル面の水滴を拭き取ります。
ピンセット当たるとアクリルに傷がつくと思うから慎重に…。
キムワイプあるけど出すの面倒だったのでティッシュです。
水滴ついたままだとカルキの白い跡が付いちゃうそうなので、霧吹きで水やりしたら毎回ちゃんと拭いた方がいいです。
私はめんどくさくて拭かないこともあります。雑人間なので。
蓋に細工。
2箇所に練り消しつけてみます。
練り消しは普通にお絵かきに使ってるヤツだから汚いです。
グルーガンとかでも良いんだけど初めての試みだし失敗したら怖いのでいつでもすぐ外せる練り消しですw
後ろの方に隙間ができました。
完全密閉のテラリウムだと苔が徒長しやすいので数ミリの隙間を開けると良いです。
特に匍匐タイプの苔が徒長しやすくて、横に這うはずのコツボゴケやハイゴケがヒョロヒョロ上に伸びて謎の景観を生み出します。
完成でーす!
流水紋つけるつもりで枯山水部分を広めに取ったのに流水紋付けられなかったから前の方の情報量が少なくなってしまった…。
でも枯山水風テラリウムずっと作りたかったから満足です✨✨
普段は蓋をして、直射日光の当たらない明るい場所に置きます。
LEDライトとかでも大丈夫!
週に1回くらい霧吹きで水やりします。
とっても手間要らず!
おまけ
苔を植える時に出た苔の切れ端の中で緑の部分を集めて少量の水に入れます。
造形くん混ぜたボウルをそのまま使ったらめちゃくちゃ汚い。
雑クオリティ。
ジャム瓶にゼオライトとソイルを投入。
ジャム瓶は上から光が入らないからあまり作品には使いにくいし、でもせっかくの瓶だし…と、もったいない精神を発揮した私はこういうどうでも良いものの時に使うことにします。
苔入り水だばぁ。
多すぎた水をスポイトで吸い取ります。
撒き苔できました。
運が良ければなんか生えてくると思います。
どうせゴミになる苔のカスなのでダメ元です。
薄明るいところに置いておきます。
苔テラリウムのすすめ
苔テラリウムは全然難しいものではないです。
好きな器に土入れて苔入れるだけで立派な苔テラリウムが出来ます✨✨
器は本当になんでもいいです。
ガラスベースや食品保存容器、コップ、理化学用品なんかも素敵です。
土は苔テラリウム専用土とかも出回ってますしそれは多分めちゃくちゃ考えて配合されてると思うんですが、とりあえず栄養分がなくて水捌けがいい清潔な土なら大丈夫です。
100均のペット売り場に売ってる水槽用のソイルで大丈夫です。
苔は楽天とかメルカリとかで買えます。
拘りがないなら盛り合わせみたいなの買えばいろんな苔が試せるし、もし気になる苔があるならその名前で検索すれば大体見つかります。
ネットが発達した現代に感謝。
とっても癒される苔テラリウムにぜひ気軽にチャレンジしてみてください!
あなたもレッツ苔ライフ。