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ネオレゲリア ペッパーの育成記録

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ちょうど一年前の昨年の9月下旬にウチに来たネオレゲリア ペッパーの一年間の動きをまとめます。 ネオレゲリアは品種も多く、大きさや形も多様です。中には名前が違うだけでほとんど品種の見分けがつかないものがありますが、このペッパーは小型と言われながらも鉢上で20㎝ほどある比較的柄が細かい交配種です。 群生への道を歩んでます(^.^!
親・子・孫株の三株群生でウチに来たこの株は、オークションで出品開始価格で落札しました。
落札したのは単株でしたが、発送前に出品者から連絡があり、出品株に葉焼けなど痛みが出たので同種の同等の株を送付する旨連絡があり、送付されて来たのがこの株です。
落札価格では申し訳ないほどの素晴らしい株が届き、恐縮したのを覚えています。
親株は開花後ながら丁寧に育てられた綺麗な株でした。
まだ葉色も浅めの緑色で柄模様も充分とは言えませんがとにかく元気なみずみずしいネオレゲリアです。
当時まだ僕はネオレゲリアの育成経験が非常に乏しく育成方法が知りたくて色々と情報を漁り、ひとつがっかりしたことがあります。
それは、このペッパーは園芸店など見かけることがほぼない品種でしたが、海外では市場価格が非常に安かったことです。
値段で植物の価値は決まらないとは言え、がっかりしたことを覚えています(^.^
6月の初めに花芽を付け開花しました。
ネオレゲリアの花の形状は比較的品種による違いが少なく観賞価値は低いと言われています。
このペッパーも花だけ見ると地味で多品種の花と見分けがつきにくいかもしれませんが、よく見て見ると引き込まれるほど華やかです。
一度にドンと咲くのではなく複数の花が順番に咲いてくれるので長く楽しめます。同じブロメリアのビルベルギアは数日で花が終わりますが、ペッパーはこの後8月中旬まで約2ヶ月も咲いてくれました。
さて、その安価なネオレゲリア ペッパーの現在の姿はこんな感じです。

成株が6株、子株も6株の大世帯になりました(その他に2株ほど独立させています)
もしかするとこの旺盛な繁殖力が安価な理由かもしれません🤣
ではこのペッパーがどんな感じで子株から成株になるのか見てみます。
なお、ペッパーに限らずネオレゲリアのほとんどは同じように成長するので、参考になるかと思います。
成株の株元にこんな感じで突起物が出て来ます。
この突起期間は長いものは一ヶ月ほど、季節が良かったり元気のいい株だったりすると一週間もせずに、次の写真のようなランナーや子株へと成長します。
気がつかないまま子株になるケースも。
こんな感じで一株に複数の子株が出ることもありますが、両方ともきちんと育つかどうかはその親株の成熟度にもよります。
ある程度ランナーが出て親株から程よく距離を取ると子株となります。
子株の状態からこのぐらいに成長するには、約3ヶ月弱という感じです。もちろん時期にもよります。
ここまでくれば、あとは形状の変化はほぼなくなり太く逞しくなるのを待つ事になります!
さて育成方法ですが、まず植え込み材はこんな感じ。
相変わらず適当ですが、ベラポンにヤシチップとピートモス、バークチップを少々混ぜ込んだものを使っています。(もしかすると水苔で株元を巻いているかもしれません)
この株のキモはピートモスです。ピートモスは従来は改良用土として使われることが多いと思いますが、酸性土なので他と混ぜ込むことで混ぜた植え込み材を酸性に転ばすことができ、なおかつ保水性や通気性を保つことができます。さらに無菌でもあるので病気のリスクを減らすことが可能です。
水やりはかなり大雑把です。筒内を覗き込んで水がなかったらジョウロでざっくりとかけてしまいます。
外管理なので、雨が降ってくれれば水やりはお休み。今年の夏は毎日のように雨が降ったので、灌水はしなかったと思います😖
最低気温が5度前後になるようなら室内、それ以外は外管理です。
直射はそれほど苦にしないと思いますが、直射にはほとんど当てず明るい日陰に愛のある放置です。徒長を避けるために冬場は潅水を極力減らしますが、なるべく日に当てることは欠かしません。

ちなみにこの写真は室内で天窓の下で撮影しています。ウチは天窓のおかげで、冬場でもこんな感じに日に当てることができます。恵まれてます(^.^
これは開花後の花芽の様子。左は開花後一年経過しますがほぼ腐敗することなく保たれています。
右は開花後一月ほど。花びらが腐敗して見た目も悪いですが放っておきます。
理由は除去すると開花株が傷みやすくなったり、枯れが進むからです。悪臭が出る場合もありますが、それはある程度時間が経てば腐敗した部分が水で洗い流されてしまうので気にしないで良いでしょう🤣
ちなみにこの開花後の花芽は、自家受粉ができていれば果実となりシードポットを形成します。(本当はこの辺を詳しく書いたほうがいいのですが確信出来る情報がありません)(7月5日のNaobonさんのネオレゲリア ティグリナの投稿が参考になると思います)🙏
以上ざっくりですがネオレゲリアの育成記録です。
最後に簡単に一番重要なことを書き忘れたのに気がつきました😲
風です、通風です!少しでも空気が動くところで育ててあげれば、育つのに必要な水をたくさんあげることが出来ます! 少しでもいいので空気が動く環境に置きましょう! サーキュレーターや扇風機まではいりません。締め切ることのない部屋でも充分です!人の動きで生じる空気の移動ぐらいでもいいほどです!

ウチには他にも別品種で5鉢ほど群生ネオレゲリアがいますが、どれもしっかりと育ってくれていてなかなか豪華になって来ました。
ネオレゲリアは環境さえ作ってあげれば育つ剛健な植物なのかもしれませんね。何かの機会に紹介できればと思います。
2017/09/14
毎回のことですが、ブロメリアの魅力が伝わってきますね😃
それにとっても役に立つ情報ありがとうございます。
ピートモス、ブルーベリー以外でも使えますね😉
紹介してもらって嬉しいです😄
2017/09/14
@Naobon さん
承諾いただきありがとうです!
ピートモス、最近ちょっと注目しています!
これを混ぜるようにした株は、水やりが管理しやすくなったし、鹿沼土や水苔を使わずに済むので植込み材の調整も楽になりました(^.^

群生株などちょっと大きめで株に体力がある場合の植え替えは、よく使うようにしています!
2017/09/14
いつもながら勉強になります☺️ヒロさんのまとめ、楽しみにしてます。
ペッパー君、かっこいい✨
2017/09/14
@ringo さん
こちらこそ、いつも見ていただいてありがとさんです(^.^
もう少しマメに計画的に記録しておけば、もっと解りやすいまとめになるんですけどね😋

ペッパー、なかなか古くからあるキレイな交配種だし、安価なのにあまり人気ないんですかね(^.^
もっと普及して欲しいです(^.^
2017/09/14
いつもありがとうございます😊
以前ヒロさんともお話しましたが、naobonさんの投稿も参考にしていたので、花芽は少し臭いますがそのままにしています。
室内に取り込む前に臭わなくなってくれると良いのですが…🤔
2017/09/14
@abick さん
なんか良い方法ありそうですけどね(^.^
肥料の脱臭に木炭のチップを使うことがありますが、小さな破片を筒内に入れるとかどうですかね?ただ木炭の匂いもしそうですが(^.^
2017/09/14
@ヒロskmt さん
なるほど〜、木炭チップですか。
とりあえず家族から文句言われるまではそのままで(笑)
言われたら木炭チップにトライしてみます
m(_ _)m

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