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庭木として人気の高いモッコクは、とても立派な植物に生長します。お庭に植えればシンボルツリーになりますよ。
家にお迎えしたいという方向けに、このページではモッコクの育て方をご紹介しています。どこに植えたらいいのか、どんな土を選べばいいのか気になる方はぜひご参照ください。
モッコクはモッコク科モッコク属の植物。「庭木の王」といわれるほど、よく利用される植物です。とても大きく生長する植物で、6メートルから最大では10メートルを超えることもあるようです。直立した幹で、放射状に枝が広がり、美しい樹木です。
葉には光沢があり見た目もきれいで、葉だけでなく花も楽しめます。
モッコクの花は7月に開花し、黄色で2センチほどの小花がつきます。しかし、あまり目立たず下向きに咲きます。花後は赤い果実がなるためアカミノキと呼ばれることがあります。
多くの植物は日当たりのよい場所を好みますが、モッコクはそうではありません。午前中は日が当たり、午後になると日陰になるような場所を好みます。強い西日が当たる場所は避け、半日陰の場所に植えてください。
モッコクは鉢植えではなく地植えで育てるのが一般的です。若干湿り気のある土を好みますが、あまりにもジメジメした土は苦手としています。乾燥しすぎる土壌でなければ育てることができます。
モッコクは大きく生長する植物ですので、鉢植えではなく地植えで育てるのが基本です。地植えはあえて水やりをする必要はなく、自然の降雨のみで十分です。ただし、真夏で何日も雨が降らない時期は、土が極端に乾燥していますので、その場合は水やりをしてください。
モッコクは肥料を与えなくても育ちますが、弱っている場合や生長が遅い場合は、2月に堆肥を株元に混ぜてください。油かすに骨粉を混ぜたものでも問題ありません。
モッコクはh4月中旬から7月中旬、9月に植え付けましょう。寒さに弱い植物ですので、あたたかい時期に植えて、冬が来る前までにはモッコクがある程度生長させておくことをおすすめします。
モッコクは生長してくると枝葉が伸び放題になることがありますので、その場合は剪定をしましょう。剪定は休眠期に入る11月から12月に行ってください。
モッコクは生長がゆっくりなので気長に待ってくださいね。
モッコクは、カイガラムシ、ハマキムシの被害に遭うことがあります。春から秋にかけて増えることがあり、ジメジメした梅雨や夏にはよく繁殖するので注意が必要です。葉を食べてしまうので、そのままにしていると枯れることがあります。虫だけでなく葉も取り除いて駆除するのがおすすめです。
大量に発生した場合は、薬剤で対処してください。
カイガラムシが発生するとその排泄物ですす病になることもあります。なるべく通気性がよくなるように剪定をして、こまめに虫のチェックをしてください。
モッコクは生長すれば立派な庭木となりシンボルツリーとなります。植える場所さえ注意すれば育てやすいので、ぜひお迎えしてみませんか。
良い香りの花も咲き、小さな赤い実も楽しめますので、四季を感じられるお庭になりますよ。
GreenSnap編集部