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大きく立派に生長する植物のシラカシは、剪定すれば生垣として利用することも可能です。
このページではシラカシの育て方を紹介しています。シラカシの植え付け時期や増やす方法、気をつける害虫を記載していますので、ぜひご参照ください。
シラカシはブナ科コナラ属の植物。カシの仲間で樹皮が白いことから、シラカシという名前になりました。日本、中国が原産の常緑樹なので、葉が落ちず紅葉もしません。一年を通して美しい葉を楽しむことができます。新しく伸びてきた部分の葉が赤く染まることがあります。
10月ごろに結実する実はいわゆる「どんぐり」です。シラカシは大きく生長する植物で、耐寒性も強くよく生長するので、街路樹や公園に植えられていたり、庭木にすればシンボルツリーとなりますよ。
シラカシは日当たりの良い場所を好みます。耐陰性はありますが、可能であれば日当たりのよい場所で育ててください。カシのなかでは耐陰性が強く、寒さにも強いので、育てる場所にはそこまで気にしなくてても大丈夫です。
シラカシは水はけの悪い場所でもよく育ちます。強い植物で潮風にあたっても傷まないといわれるほどで、大きく生長しますので、鉢植えではなく地植えがおすすめです。
シラカシは丈夫な植物で、一度植えればシラカシは水やりの必要はなく降雨で十分です。無理に水やりをすると、根腐れをしたり、傷んだりすることがあるので水を与える必要はありません。夏場の日照りがずっと続く時期のみの水やりで十分です。
シラカシは、とくに肥料を必要としません。若い木で、生長があまりよくない場合は、化成肥料を与えるとよいでしょう。
シラカシは地植えの場合は植え替えの必要はありません。
鉢植えで育てている方は、そのままの鉢で育てていると根が窮屈になってくるので、ひとまわり大きな鉢に移しましょう。植え替えは5月に根を傷つけないようにそっと移し替えてくださいね。
手入れいらずなので、そのまま放置していても問題はありませんが、4月に刈り込みをしましょう。そうすることで樹形を美しく保つことができます。
また、シラカシは剪定も必要となります。6月下旬から7月、9月になると生長が落ち着くので、この時期に剪定してあげましょう。
落ちてるどんぐりを集めて、乾燥させないように湿らせた砂と一緒に保管しましょう。乾燥すると発芽しにくくなりますので注意してください。5月になったらまいて増やすことができますよ。
シラカシはアブラムシの被害に遭うことがあります。春から秋にかけて繁殖することがありますので、見つけたらティッシュなどで取るか、多い場合は殺虫剤をまきましょう。
シラカシの花言葉は、「力」、「勇気」、「長寿」です。大きく生長することからこのような花言葉になっていると考えられます。
GreenSnap編集部