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ハニーサックルという愛らしい名前でも呼ばれるスイカズラ。自宅で育ててみたい方向けにスイカズラの育て方の基本をまとめています。
水やりの頻度、向いている土、育てる場所などを記載していますので、これからスイカズラをお迎えしたい方はぜひご参照ください。
スイカズラ(忍冬)はスイカズラ科、スイカズラ属の植物で、別名はニンドウ、キンギンカです。スイカズラの花期は5月から6月で白い花を咲かせます。
子どもが口にスイカズラの花をくわえて蜜を吸う楽しみがありました。砂糖が高級だった頃は、スイカズラを甘味の代わりとして使用されていたことから、英語名はジャパニーズハニーサックルとなっています。サックは「吸う」という意味です。
スイカズラ(忍冬)を植える場合は、日当たりがよい場所を選んでください。スイカズラは水を好みますが、湿気を嫌いますので、水はけのよい場所で育ててあげましょう。
スイカズラは鉢植えでも地植えでも育てられます。ツル性のある植物ですので、巻き付くことを前提に育てる必要があります。支柱も用意してください。
スイカズラ(忍冬)を鉢植えで育てる場合は市販の草花用の土で問題ありません。腐葉土をくわえるのがおすすめです。
自分で土を作る場合は、赤玉土、腐葉土、鹿沼土を5:3:2の割合で混ぜて水はけのよい土を作ってください。地植えをする場合は、植え付ける前によく土を耕して整えます。腐葉土や堆肥を2割ほど混ぜておきましょう。
スイカズラ(忍冬)は水を好みます。鉢植えで育てる場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。スイカズラは春から秋にかけて生長します。この時期はとくに乾燥させないように気をつけてください。この時期にしっかりと水を与えると生長がよくなります。
地植えの場合は降雨のみで十分です。真夏の雨が降らない日が多く続く場合は土が乾燥してきます。その際は水やりをしてください。
鉢植えでスイカズラ(忍冬)を育てる場合は肥料を与えましょう。肥料を与える時期は2月から3月がおすすめです。油かすと骨粉を1:1で混ぜたものを根元に与えれください。用意できない場合は市販の肥料でも問題ありません。
地植えの場合は特別肥料を与える必要はありません。
スイカズラ(忍冬)の植え付け時期は、真夏と真冬を避けた時期に行ってください。スイカズラは強い植物で繁殖力も高いですが、真夏の暑さと真冬の寒さを苦手としますのでこの時期に植え付けると成長が遅い場合があります。
スイカズラ(忍冬)を鉢植えで育てている場合は植え替えが必要になります。生長するとスイカズラは根も伸ばしていきます。鉢のなかでは根が窮屈になってしまい、そのまま水やりをすると根腐れする危険もあrます。同じ土で育てていると土のなかの栄養もなくなるため生長が悪くなります。
植え替えの時期は、3月から4月です。生長する時期を避けて植え替えしてください。鉢からスイカズラを抜いて、根についた土を落とします。ひとまわり大きな鉢植えに植え替えることをおすすめします。大きすぎる鉢植えでは、根腐れすることもありますので、ご注意ください。
スイカズラ(忍冬)は特別な手入れは必要ありません。冬越しの作業もないので、水やり、植え替えは通常の植物と同じく必要になるので、土が乾いていればたっぷり水やりをしましょう。
根が鉢に対して大きく生長していることがあれば植え替えをしてください。
スイカズラ(忍冬)は挿し木で増やすことが可能です。挿し木の時期はいつでも良いわけではなく、6月から7月に挿し木をして増やしてあげてください。
挿し木は伸びた枝を適当にカットし、切り口に発根促進剤をつけます。挿し木用に用意した土に挿して、根がでるまで1ヶ月ほど待ちます。
スイカズラ(忍冬)は、アブラムシの被害にあうことがあります。こまめに虫がついていないかチェックしましょう。少しの虫の場合はティッシュなどを使って取り除いてください。たくさんアブラムシがついてしまった場合はスプレーで駆除しましょう。
スイカズラ(忍冬)の花言葉は「友愛」、「愛の絆」、「献身的な愛」です。
スイカズラは比較的強い植物で、地植えの場合はあまり手入れが必要ありません。日照りのときに水やりする程度です。
手軽に育てられますので、初心者の方にもおすすめです。ぜひお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部