警告

warning

注意

error

成功

success

information

ラグラスの育て方|種まきの時期や水やりの頻度は?

  • イネ科
  • ラグラス属

フワフワした丸い花穂が特徴のラグラス(英名:バニーテール・グラス)は、うさぎのしっぽに似ていることから「うさぎの尾」とも呼ばれています。イネ科ウサギノオ属の一年草で、花壇のアクセントやフラワーアレンジメント、ドライフラワーにもよく使わます。園芸用に栽培もされていますが、自生して道ばたで見かけることもあります。今回は、丈夫で初心者にも育てやすいラグラスの育て方をご紹介します。

ラグラスを育てる場所

ラグラスは、日当たりと水はけのよい場所での栽培が最適です。丈夫な植物なので、肥沃な土壌では大きく育ち、栄養が少ない場所では小ぶりにという具合に、環境に合わせて育ちます。

ラグラスの水やり

ラグラスは、乾燥気味に管理します。

地植えの場合は、自然の降雨で十分ですので、特に水やりの必要はありません。乾燥しすぎて葉に元気がないときのみ、水やりをしましょう。鉢植えの場合でも、土が乾燥し、葉の元気がなくなったら水やりをする程度で十分です。

ラグラスの肥料

ラグラスは栄養がなくてもないなりに、小ぶりに育つので、特に肥料を施さなくても大丈夫です。大きく育てたいのなら、植え付け時に元肥として緩効性の化成肥料を施します。そのあとも、生育が悪いようなら緩効性の化成肥料か液体肥料を施しましょう。

ラグラスの土

ラグラスを育てるときは、水はけがよければ、特に土質にこだわらなくても大丈夫です。道ばたに自生する程の生命力を持っています。水はけをよくするには、掘りあげた土に腐葉土を多めに混ぜて用いるとよいでしょう。

ラグラスの植え付け・植え替え

植え付け

ラグラスの植え付け時期は、夏と冬を避けた、春(3月~6月頃)か秋(10月~11月頃)が適期です。掘りあげた土に腐葉土を多めに混ぜた用土を用い、大きく育てたいのなら、元肥として緩効性の化成肥料を施し植え付けます。

また、株間が広いと大きく育ち、株間が狭いと小さく育つので、肥料と株間で育てる大きさを調整してみてください。

植え替え

ラグラスは一年草なので、植え替えする必要はありません。

ラグラスの増やし方(種まき)

ラグラスの増やし方は「種まき」が一般的です。

ラグラスには、フサフサとした穂に種がついています。9月下旬~11月頃に穂をくずして種をまきましょう。種まきしたら、薄めに土をのせ、水やりをします。発芽するまでは、乾燥させないように水やりをしましょう。また、こぼれ種でも増えます。

ラグラスの手入れ・刈り込み

ラグラスは道ばたに自生する程丈夫で、育てやすい植物ですので、特別な手入れは必要ありません。正直、放っておいても育ちます。とはいえ、放っておくと、葉ばかり伸びすぎてしまうことがあるので注意が必要です。

葉が伸びすぎてバランスが悪いようでしたら、刈り込みしましょう。ただし、花穂が出始めたら、刈り込みは避けてください。

ラグラスの育て方で注意すべき病気・害虫

かかりやすい病気

水はけが悪い、水やりのしすぎなどで多湿になると、根腐れを起こすことがあります。乾燥気味に管理することが重要です。

つきやすい虫

特に付きやすい害虫はいませんが、どの植物にも付くアブラムシがつく可能性はあります。見つけたら、殺虫剤を散布して駆除しましょう。

ラグラスの花

ラグラスの魅力は、なんといっても、うさぎのしっぽに似ているフワフワとした丸い花穂でしょう。ラグラスの花穂は、4〜5月頃に咲きます。

花壇のよいアクセントになるだけでなく、フラワーアレンジメントにもよく使われ、ドライフラワーとしても人気が高いです。ドライフラワーにする場合は、着色スプレーでお好みの色に着色して楽しむこともできますよ。

ラグラスの花言葉

ラグラスの花言葉は「感謝」、「私を信じて」などです。

ラグラスを種や苗から育ててみよう!

ラグラスの育て方をご紹介しました。

ラグラスは花穂が可愛らしいだけでなく、丈夫で育てやすいのも人気の理由の1つでしょう。ラグラスは、道ばたに自生したり、こぼれ種で増えるほど、丈夫で手がかからない植物です。初心者でも気軽に育てられます。ぜひ、そんなかわいいラグラスを、あなたも育ててみませんか?

※トップ画像はxxxMAYUxxxさん@GreenSnap

ラグラスの新着コラム

秋冬アレンジでよく見るふわもこの正体は「パンパスグラス」と「ラグラス」!の画像

秋冬アレンジでよく見るふわもこの正体は「パンパスグラス」と「ラグラス」!

ラグラスの花言葉|花の特徴や種類、アレンジメントのおすすめは?の画像

ラグラスの花言葉|花の特徴や種類、アレンジメントのおすすめは?

おすすめ機能紹介!

【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!

ラグラスの基本情報

ジャンル
草花
形態
一年草
学名
Lagurus ovatus
別名
ウサギノオ,ラビットテール・グラス,バニーテール
原産地
地中海沿岸

ラグラスの性質

栽培難易度
やや易しい
耐寒性
強い
耐暑性
強い
耐陰性

時期

植え付け・植え替え
3月 、4月、5月、6月、10月、11月
肥料
3月 、4月、5月、11月、12月
開花
4月 、5月、6月、7月

ラグラスの新着投稿画像

みんなのラグラスの育て方

いいね
38

ラグラス バニーテールを育てよう🐰

バニーテール育成3年生です。 種まきから収穫までの...
by.カニ
いいね
55

ラグラス バニーテールちゃんを育ててみよう⭐️ (R6.11/16 分)

苗で育てたラグラス バニーテールちゃん。枯れっ枯れ...
by.ゆっきん
いいね
117

ラグラス🐰を染めてみました🎶

今年は可愛いラグラス🐰 いっぱい収穫出来ました(...
by.つきみ

花の種類

バラの画像

バラ

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。
チューリップの画像

チューリップ

日当たりの良い場所で育ててください。
サクラの画像

サクラ

日本人に最も馴染みのある植物の一つです。ソメイヨシノが代表的な品種ですが、園芸品種で300以上もあり...
カーネーションの画像

カーネーション

年間を通して日当たりのよい場所で育てます。真夏の直射日光も問題ありません。
ネモフィラの画像

ネモフィラ

真夏の直射日光は避けますが、日当たりのよい場所で育てます。秋まきの一年草なので越冬する必要があります...
ガーベラの画像

ガーベラ

花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色、白など多彩で、色によって花言葉が変わります。花形もバリエーション豊...