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ふわふわとした花穂が特徴的なラグラス。園芸で楽しむことが多いですが、道端で見かけることもあります。自生しているものを見かけると、ネコジャラシと間違えてしまう方も。
しかし、ラグラスはネコジャラシとは違う植物なのですよ。このページでは、ラグラスの花言葉と、花の特徴やその名前の由来についてご紹介します。アレンジメントもおすすめですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ふわふわと愛らしい見ためをしたラグラス。こちらの花言葉は次の3つが有名です。「感謝」、「はずむ心」、「私を信じて」。育ててもらった両親や周囲の友だちへの感謝、長く添い遂げる相手に信じて欲しい気持ち、そして未来への自分を思い描き心が弾む…。
ラグラスの花言葉から「結婚式」を想像しませんか。ラグラスはこれらの花言葉から、ウェディングのアレンジメントにも利用されます。結婚が決まった方へのお祝いとして、ラグラスをプレゼントしても良いでしょう。
別名の「ウサギノオ」は、ラグラスの和名です。「ラビットテイル」は英名となります。どちらも、「うさぎの尻尾」という意味。これには、ラグラスの見ためが由来しています。
ラグラスという名前はギリシア語の「lagos」と「oura」を組み合わせたもの。「lagos」とは「うさぎ」という意味。「oura」は「尻尾」という意味ですので、ラグラスは和名、英名と同じく「うさぎの尻尾」ということになります。
しかし、なぜここまでうさぎの尻尾と名が付くのでしょうか。そのヒントはラグラスの見ためにあります。ラグラスは、ふわふわとした花穂をつけ、その花穂がまるでうさぎの尻尾のような姿なのです。
イネ科ですので、ネコジャラシにも少し似ています。しかし、ネコジャラシほど長細い花穂ではありません。ラグラスは、コロンと丸い花穂であるため、うさぎの尻尾によく似ていると評されます。
つい花穂に目がいくラグラスですが、こちらは、花も楽しむことができます。ラグラスの花期は4~7月ごろ。花穂の先端に白い花をつけますが、花穂ほど特徴的で目立つことはありません。
花期になると、花穂の先端に1~2センチの花が出てきます。1つ1つの花は小さく、花弁を持ちません。花が終わっても、ふわふわの花穂は楽しむことが可能です。また、ラグラスはドライフラワーに向いています。
ラグラスの種類をご紹介します。
市場で流通しているのが背丈の低いバニーテール。花穂も丸くて小さく愛らしいです。バニーテールは20~40センチでふわふわとやさしく愛らしい印象のラグラスと言えます。小さいので、スペースを取らずに育てやすい品種で、鉢植えで育てるのがおすすめ。
ラグラスはアレンジする場合、主役というよりも、脇役にしてみると良いですよ。アレンジメント全体の印象が、ふんわりとやさしくなります。ブーケであれば、左右からラグラスの花穂が見えるように挿してみても良いでしょう。
花瓶へ活けるのもおすすめです。またラグラスは和風のアレンジメントにもおすすめです。ラグラスのみを束にしたブーケも個性的で愛らしいかもしれませんね。ラグラスはドライでも楽しめると先述しました。ドライフラワーのリースやブーケに足してみても、ふわっとした仕上がりになり、良いアクセントになりますよ。
GreenSnap編集部