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ハーデンベルギアは、オーストラリア原産の植物です。いくつか品種があるものの、日本の園芸店で売られているのはハーデンベルギア・ヴィオラケアが多いです。比較的育てやすいですが、ハーデンベルギアならではの注意点もあります。ここで育て方のポイントをしっかりと見ていきましょう。
ハーデンベルギアは、日当たりの良いところで育てましょう。ただし、直射日光にはあまり強くないので、夏は半日陰のところに移動させます。また、加湿を嫌うため、梅雨の時期は雨があまり当たらないようにしましょう。
ハーデンベルギアは寒さにもある程度強いです。鉢植えの場合には、冬場に外に出しておいても問題ありません。しかし地植えの場合には、霜に当たって枯れないように注意してください。
ハーデンベルギアへは、土の表面が乾いたら水を与えます。冬は休眠するので水やりはあまりいりません。また、ハーデンベルギアは加湿もだめですし乾燥し過ぎもいけません。適度な水やりを心がけてください。
ハーデンベルギアは肥料なしでも育つ植物です。逆に窒素分の多い肥料を与えすぎると葉がかなり茂って花が育ちにくくなります。そのため、肥料選びはしっかりとしておきましょう。
ハーデンベルギアを植え付けたあとの、春から夏にかけては緩効性肥料を与えても大丈夫です。
ハーデンベルギアを育てるときは、赤玉土に腐葉土と川砂を混ぜた、水はけの良い用土を用いましょう。
ハーデンベルギアは、5月頃に植え付けます。その後は肥料を与えて、翌年の3月から5月にかけての開花期に備えることとなります。
ハーデンベルギアはかなりつるが伸びるのでアンドン仕立てで育てましょう。この支柱も植え替えの際に一回り大きなものにしておきます。
ハーデンベルギアの植え替えは、鉢の底から根が出ているようならば行います。植え替えは春頃に行いましょう。地植えの場合には特に植え替えはいりません。
ハーデンベルギアの増やし方は「挿し木」がおすすめです。
挿し木の方法は、まず枝を5cmくらいの長さに切り取り、用土に挿し込みます。あとは数日で目が出てくるので、大きくなったら鉢に植え替えます。挿し木は5月頃に行うようにすると良いでしょう。
このほか「種まき」で増やすこともできますが、少し難しいので上級者向けです。
ハーデンベルギアの花が枯れてきたら摘み取ります。そのまま残しておくと見た目も悪くなります。また、ハーデンベルギアはつる性の植物でもありつるの管理も大事です。絡まっているようならば適度に切り取りましょう。
ハーデンベルギアが注意すべき病害虫は、特にありません。
ハーデンベルギアは開花時期の4~5月頃になると、紫色の上品で気品あふれる花を咲かせます。花色は、白やピンクのものもあります。
ハーデンベルギアには、「運命的な出会い」「過去の愛」「思いやり」「壮麗」「広い心」などのような花言葉があります。
ハーデンベルギアについて紹介しました。ハーデンベルギアは育てやすいので初心者にもおすすめです。開花時期も2月から3月なので、少し肌寒い、ほかの花とは違った時期に開花を楽しめるという利点もあります。ガーデンに新しい花を加えたい際には是非ともおすすめしておきます。
※トップ画像は Tahsanさん@GreenSnap
GreenSnap編集部