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コチョウラン(胡蝶蘭)を小さくした花姿のハーデンベルギアは、3月~5月頃に見頃を迎えます。つる性植物の常緑低木で、紫色や白色などの花を咲かせます。花が咲かない時期でも綺麗な緑色の葉が観賞出来、壁面などに伸びるつるの姿はとても綺麗です。
今回は、ハーデンベルギアの花言葉や特徴などについてご紹介していきます!
ハーデンベルギアの花言葉は、「壮麗」や「運命的な出会い」「広い心」「思いやり」などです。壮麗という花言葉は、ハーデンベルギアの花房が美しく豪華に咲く姿が由来とされています。また、ハーデンベルギアの美しい花姿から運命的な出会いという花言葉が付けられました。
ハーデンベルギアには素敵でロマンチックな花言葉が多いため、女性に花束などを贈る際はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ハーデンベルギアという名前は、ドイツ人のハーデンベルグ伯爵夫人である「Franziska von Hardenberg」の名前に由来します。別名「コマチフジ(小町藤)」とも呼ばれ、ハーデンベルギアの花が藤に似ていることから名付けられました。また、茎の各節目から葉を1枚しか付けないことから、「ヒトツバマメ(一つ葉豆)」という異名も持ちます。
ハーデンベルギアの英名は、「Coral pea(コーラル ピー)」や「Vine lilac(バイン ライラック)」などがあります。
小さなコチョウランような花姿のハーデンベルギアは、つる性の常緑低木です。オーストラリア東部のタスマニア原産の植物で、日本ではハーデンベルギア・ビオラセアの品種が多く見られます。
耐暑性には優れており耐寒性はややありますが、高温湿度には弱い植物です。そのため、日当たりが良く乾燥した環境で育てるようにしましょう。草丈は約30cm~1.5mで、花の大きさは1cm程度です。開花時期は3月~5月頃で、紫色やピンク色、白色や複色などの花を咲かせます。
ハーデンベルギア属は3種類あり、紫色の花色が主流です。品種によって、ピンク色や白色などの花色があります。
白色に紫色の絞りが入った複色の品種です。
名前のごとく雪のように白い花を咲かせるバーデンベルギアです。寄せ植えなどで楽しむことが出来ます。
オーストラリア西部原産の種類であり、濃い紫色の花色で葉は三出葉が特徴です。英名では、「Native wisteria」または「West Australian coral pea」と呼ばれています。
ハーデンベルギアはつる性植物であり、細いつるを壁面などに伸ばしていく性質があります。ハーデンベルギアは低木でも一年以上経つと大株になるため、定期的に手入れをする必要があります。つるは約2m~3m伸びますが、剪定で短く刈り込むことで小型の低木としても扱うことが出来ます。
鉢植えの場合は地植えにして、壁面に這わせるようにすると素敵な印象です。ハーデンベルギアはつる性植物の中でも珍しい常緑性の植物であり、花が咲かない時期でも綺麗な葉を観賞することが出来ます。つる性植物ですが、バラのようにトゲがないので扱いやすく、初心者の方でも育てることが出来ます。
ハーデンベルギアは多年草植物でもあるので、手入れをすれば毎年花を咲かせます。ハーデンベルギアのつるを管理して、ぜひともご自宅のお庭で可愛らしいハーデンベルギアを育ててみましょう!
Lily