No.444 クマガイソウ(熊谷草) ラン科アツモリソウ属 その3 熊谷草の後ろ姿です💕 ラン科の花は外花被片が3枚、内花被片が3枚です🎵 アツモリソウ属の花は、内花被片の真ん中が特異な形をしています🎵 この特異な形を「唇弁」といい、写真では少し赤緑した部分で、球形の袋状になっているところです✨ この袋状の唇弁を母衣(ほろ)に見立てて名があります🎵 唇弁の両脇の内花被片は、側花弁といい、写真では左下に向いた黄緑色のものです🎵 外花被片のうち、真ん中を背がく片といい、写真では唇弁の上の黄緑色のものです🎵 そして外花被片の両脇の側がく片が合着して唇弁を後ろから包み込みます🎵 写真では茎と唇弁の間のひときわ大きく見える黄緑色のものです🎵 花の正面から写真を撮ると後ろ側になるので、写り込むことがないので、わからないんですよね😅 熊谷草の母衣を指さす女人の手 田川飛旅子

シラネアオイが咲きました

山野草は、ここに植えています。

おはようございます🌤 今日も素敵な1日でありますように😊 「クマガイソウ」 六甲高山植物園での撮影

投稿しよう。と思って忘れていました。 去年と同じアングルです！ 私は 葉っぱが カッコイイと思っている！

No.443 クマガイソウ(熊谷草) ラン科アツモリソウ属 その２ クマガイソウ(熊谷草)は、アツモリソウ(敦盛草)と切っても切れない関係にあります🎵 アツモリソウ(敦盛草)は、その唇弁を平敦盛の背負った母衣(ほろ)に見立ててその名があります🎵 クマガイソウ(熊谷草)は、源氏の武将、熊谷直実の背負っていた母衣に見立てたものです🎵 どちらも母衣が出てきましたが、何が違うのかと言うと、母衣の「色」です🎵 平氏は紅、源氏は白です🎵 ですから、アツモリソウの花弁(母衣)は赤で、クマガイソウの花弁は、白(実際は淡いピンクです)です🎵 敦盛と直実が戦うのは、源平合戦のうちの一ノ谷の戦いです🎵 その戦いで敦盛は直実と一騎打ちをし、落馬した敦盛の首をとるため馬から降りて敦盛の顔を見て驚きます🎵 敦盛は、自分の倅(せがれ:子ども)と同じくらいの幼さの残る顔だったからです🎵 この時敦盛は15歳、直実は刀を抜いたものの、見逃そうとするのですが、味方が許さず、仕方なく刀を振り下ろします🎵 この時敦盛の真っ白な母衣は血で紅色に染まっていったといわれます🎵 直実は、この戦の後、敦盛を弔うため武士を捨て、僧籍に入りました🎵 参考までに、信長が「人生50年、、、」と舞う能は「敦盛」です💕 また、熊谷次郎直実は埼玉県熊谷出身です💕 熊谷市ではクマガイソウは幸安寺に行くと見られます🎵 なお、熊谷次郎直実の菩提寺は、熊谷市の熊谷寺(ゆうこくじ)です🎵 熊谷草見むと訪ねる山の寺 青柳志解樹

No.442 クマガイソウ 和名：熊谷草 ラン科アツモリソウ属 その１ 和名は、熊谷草の丸い唇弁を、源氏の武将熊谷次郎直実の背負っていた母衣(ほろ)に見立てたもの🎵 母衣(ほろ)とは、騎馬武者が後ろからの矢を防ぐために背負ったもの(背負い篭をイメージしてもらえばいいかな)です🎵 熊谷草は、杉林などの半日陰みたいな環境が好きですね🎵 これは貴重な自生地のものです🎵 熊谷草甲冑すでにほろびけり 河野南畦

クマガイソウ ラン科アツモリソウ属の多年草 名前の由来は源平合戦の熊谷直実にちなむ。 📷　2019.5.6

クマガイソウ🌱

おはようございます☔

今年も咲いてくれました。近くに住む姉と管理しています😃 列が乱れてるので、少し増えたようです。 クマガイソウ ラン科 クマガイソウ属 多年草 日本の代表的な野生ラン。 大きな袋状の唇弁が、源平合戦の一ノ谷の戦いで、平敦盛を討った熊谷直実の母衣に見立てられる。 高橋秀男監修本による

「クマガイソウ」の横顔 六甲高山植物園での撮影