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ハーブゴニウムはゼラニウムの仲間。ハーブゼラニウムは見た目がシンプルかつ優雅です。また、かわいらしい花をつけるのも魅力的なところ。
ここではそんなハーブゼラニウムについて詳しく紹介しました。初心者向きであり、園芸植物に慣れていない人でも育てやすいです。ここでは効能なども解説してありますからチェックしてみてください。
ハーブゼラニウムは南アフリカ原産の花であるため、寒さには弱いです。日当たりがよく、風通しの良い場所で栽培しましょう。
また、夏場の強い日差しに当てるのも避けてください。もしも日当たりが強すぎるようであれば、半日陰に移動させましょう。コンクリや窓などの近くなどに置くと反射した日光で高温になることもあるので気を付けてください。
ハーブゼラニウムは乾燥には強い植物です。そのため、水を与えすぎるのはよくありません。
ハーブゼラニウムの水やりは、土が乾いてきたらやるようにしましょう。土が湿っているならば水やりは必要ありません。
春や秋の成長期は水切りしないよう程度に水やりをします。この時期に水やりが不足するとあまり花が咲かないことがあります。一方、冬は水やりを控えましょう。
ハーブゼラニウムの花をしっかり咲かせるには、肥料やりが重要です。肥料は春と秋に緩効性肥料を与えましょう。とはいえ、与えすぎると葉っぱばかりになることがあるので気を付けてください。
ハーブゼラニウムの栽培用土には、赤玉土5:腐葉土3:パーライト2を混ぜたものを用いましょう。ゼラニウムは人気がある品種でもあるため、ゼラニウム専用用土もありますよ。
ハーブゼラニウムの植え付け時期は、4月頃です。秋に植えることも可能です。
植え替えも、植え付けと同じ時期に行います。ハーブゼラニウムの植え替えは、2年に1回程度で大丈夫です。もしも鉢から根っこが出ているようならば、1年に一回やっても構いません。
ハーブゼラニウムの増やし方は、基本的には比較的簡単な「挿し木」の方法を用います。
先端から葉っぱがいくつかついているところで茎を切りましょう。選ぶ枝はなるべく健康的なものを選ぶのが大事。葉っぱは5枚ほどあると挿し木後もよく成長します。
挿し木に用いる用土は通常の用土で構いません。挿し木は水をあげて日陰に置きましょう。一週間ほどで根がつきます。
ハーブゼラニウムの挿し木は花が枯れ始める6月もしくは9月ごろに行います。
ハーブゼラニウムの花が枯れてきたら、花柄を摘みましょう。こうすることで病気なども防げます。枯れた葉も切り落として鉢を整えます。
ハーブゼラニウムを栽培するときは、アブラムシ、オンシツコナジラミなどの害虫に注意しましょう。どちらも葉や茎に寄生し、吸汁加害します。
害虫の排泄物はモザイク病やすす病など、ウイルス病の原因になるので、薬剤散布でしっかり駆除しましょう。
ハーブゼラニウムは多年草であるので、年中収穫することができます。春と秋に収穫すると良いハーブゼラニウムが取れます。
ハーブゼラニウムには抗菌作用や抗炎症作用などがあるといわれています。また、蚊避けの効果もあるそうですよ。このためにお庭で育てるのも良さそうですね。
ハーブゼラニウムはその名の通りハーブとしてももちいられます。例えば、レモンゼラニウムなどがその良い例です。実用的にも用いることができるのもゼラニウムの魅力です。
※トップ画像はさんぽさん@GreenSnap
GreenSnap編集部