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良い香りがするハーブゼラニウムは、ハーブのお店にも置いてあり有名ですよね。ハーブゼラニウムにはどのような花言葉があるのでしょうか。このページでは、ハーブゼラニウムの花言葉をはじめ、花期や花の特徴など基本情報をまとめています。
ハーブゼラニウムの花言葉は、「上流気取り」、「信頼」、「尊敬」、「育ちの良さ」があります。
ハーブゼラニウムは良い香りがすることで有名です。こちらは花期になると、フルーティーな香りを楽しむことができるのですよ。香水のような素敵な香りがあることから「上流気取り」、「育ちの良さ」という花言葉がハーブゼラニウムにはつけられたのかもしれませんね。
では、「信頼」、「尊敬」という花言葉の由来はなんでしょうか。これはイスラム教の言い伝えが関係しています。
イスラムの預言者ムハンマドは川でシャツを洗っていたそうです。その後に、水辺に立つマロウの木にシャツをかけて乾かそうとしました。シャツが乾いたところで、あることにムハンマドは気が付き驚きます。青い花であったマロウの木は真っ赤な花に変わっていたのです。
さらには、良い香りまで放っていました。ムハンマドの徳をたたえるために天がこのような奇跡が起こしたとされています。その花がハーブゼラニウムなのです。ムハンマドへの「信頼」や「尊敬」の感情からこのような花言葉がハーブゼラニウムにつけられたと考えられています。
ハーブゼラニウムの名前の由来についてご紹介します。ゼラニウムとは、ラテン語で「鶴」という意味なのです。植物と鳥の鶴はずいぶん異なりますが、なにか関係する由来などがあるのでしょうか。
ハーブゼラニウムの花後にできる果実は、鶴のくちばしに似ているのです。そのことから、「鶴」という意味であるゼラニウムと名付けられました。花や葉は香りがよく、ハーブとして利用されることも多いことから、ハーブゼラニウムという名前が付けられています。
ハーブゼラニウムの花期は4月から7月。花期が長い特徴があるハーブゼラニウム。そのため、たっぷりと美しい姿を楽しめます。長くお花を楽しみたい方にはおすすめの植物です。
ハーブゼラニウムの花は赤系の色が多い特徴もあります。花弁の色は、赤、ピンク、紫。ハーブゼラニウムの花は小さく、だいやい1センチから2センチ程度。小さいため、派手ではありませんが、ハーブゼラニウムには香りがあり、色も赤系で愛らしいことから上品と言ってよいでしょう。
上品な香りがするハーブゼラニウム。こちらはシトロネラールという成分が含まれています。シトロネラールは虫が嫌う成分とされているため、虫よけとしても利用されることがあるのですよ。
ハーブゼラニウムにも種類がいくつかあります。たとえば、ミントゼラニウムやアップルゼラニウムなど。種類によって香りも異なりますのですが、共通してどれもローズのような品のある香りが楽しめます。
近年はエディブルフラワー(食べられるお花)としても楽しまれるほど。ぜひお庭でハーブゼラニウムを育ててみませんか。葉や花の良い香りに癒されるかもしれませんよ。
GreenSnap編集部