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ゼフィランサスはアメリカ原産の見た目が奇抜な植物ですが、日本にも自生しています。ゼフィランサスは暑さにも寒さにも強く、育てやすいこともあって、初心者にも向いている観葉植物でもあります。品種もさまざまあります。今回はそんなゼフィランサスの育て方をみていきましょう。
ゼフィランサスは、日当たりの良い場所で育てます。しかし、かなり丈夫な性質を持つので、半日陰でも問題なく育ちます。
ただし、ゼフィランサスを育てていると、周囲にゼフィランサスが増えすぎて「周囲のスペースが足りなくなってしまった」なんてこともあるので、なるべく広い場所に植えると良いでしょう。
また、ゼフィランサスの品種によって耐寒性が異なります。もしも寒さに弱い品種の場合には、鉢植えして冬には室内に取り込むと良いでしょう。逆にタマスダレのように寒さに強い品種であれば、冬場も極寒地を除き何もしないでも大丈夫です。
ゼフィランサスを鉢植えした場合は、土が乾いてきたら水をたっぷり与えるようにしましょう。地植えした場合は、水やりの必要性はほとんどありません。
ゼフィランサスの植え付け時に緩効性肥料を与えます。もしも育ちが悪い場合には、9月頃に追肥しましょう。
ゼフィランサスを育てるときは、培養土と腐葉土を2:1で混ぜたものを用いましょう。ゼフィランサスはかなり丈夫なので、用土もそこまでこだわる必要性がありません。
ゼフィランサスの植え付け時期は、3月から5月頃が適期です。植え付ける際には、ゼフィランサス毎の感覚は5cm程度にしましょう。密集させて植えることによって、見栄えのするゼフィランサスになります。
植え付けの深さは、花壇に植える場合は5cmほど、プランターに植える場合は2cmほどです。
ゼフィランサスの植え替え時期は3月から4月です。とはいえ、ゼフィランサスは植え替えの必要性もあまりありません。
もしゼフィランサスの球根がかなり増えて混み合ってきたら、都度植え替えすると良いでしょう。球根が混み合っているのに放っておくと、成長に影響を与えることもあります。数年に一回程度の植え替えで十分です。
ゼフィランサスは「種まき」で増やすこともできますし、球根を分球して増やすこともできます。ゼフィランサスは交配が比較的簡単にできる品種でもあります。このため、様々な色をかけあわせて新しい色合いの品種をつくってみるのも良いでしょう。
採取した種はスグにまくことが肝心です。ちなみに、種はできやすい品種とそうでない品種があります。
球根の場合は、植え替えのときに球根を分けて増やしましょう。球根で増やしたほうが簡単です。
ゼフィランサスは虫や病気にも強い品種になっており、顕著な病気などはありません。
ゼフィランサスは、日常的な手入れは水やりくらいで大丈夫です。とはいえ、成長期に乾燥させると花が咲かないことがあるので、しっかり水を与えておきましょう。
また、ゼフィランサスは背丈も低い花なので、剪定の必要性もほとんどありません。シルエットを整えたい場合は、葉を切り取ったりしても良いでしょう。なお、株への負担を減らすためにも、花がしぼんできたら早めに摘み取っておくと良いしょう。
ゼフィランサスは、前述にもある通り、品種により寒さへの強さが異なります。耐寒性が強い品種(例えば、タマスダレなど)の場合には、北海道などのように極寒地でなければ基本的に対策はいりません。
しかし、サフランモドキなどの品種は寒さに弱いです。このため、冬は室内に退避させたり、盛り土をしたりして寒さ対策をしましょう。冬季の心配をあまりしたくないならばタマスダレなどのような品種を選ぶのがおすすめです。
ゼフィランサスの開花時期は5月から6月頃ですが、中には秋咲する品種もあります。花は白色やピンク色です。
ゼフィランサスの花言葉は「便りがある」、「汚れがない愛」、「期待」があります。
ゼフィランサスは見栄えがし簡単なので初心者にうってつけの観葉植物です。放っておいてもうまくいきやすいのも利点。ゼフィランサスの種は園芸店に行けば簡単に見つかります。何か育てたくなったらゼフィランサスを手にしてみるのも良いでしょう。
これからゼフィランサスを育てるならばタマスダレが一番おすすめです。タマスダレは育てやすく種も見つけやすいです。白色の花が大変可愛らしい花でもあります。
※トップ画像はyoyokoさん@GreenSnap
GreenSnap編集部