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レッドロビンはアメリカ原産で、多少のことでは枯れない初心者向きの植物です。生け垣などにも向いているレッドロビンは、かなりポピュラーな存在でもあり、意外にも町中でも簡単に見つけることができます。そんなレッドロビンは一体どのように育てれば良いのでしょうか。ここではこうしたポイントについて詳しく見ていきます。
レッドロビンは日当たりの良い場所で育てます。日当たりが悪いところだと、葉っぱの色が悪くなったり、病気になったりすることがあります。また、寒い地域では育ちが悪くなることがあるので、気をつけましょう。
鉢植えでも地植えでも育てられますが、かなり大きくなるので地植えが適しています。
生け垣としてレッドロビンを育てたい場合は、成長する方向やほかの苗とのスペースなどに注意してください。
レッドロビンを植え付けあとは、しっかりと水をやります。
地植えの場合、根付いたら水やりをする必要性はありません。降雨だけでしっかり育ちます。とはいえ、真夏などのように乾燥しやすい時期は水を与えましょう。雨が何日も降っていなくて土がカラカラになっているようなら水を与えてください。
レッドロビンへは、秋に緩効性肥料を与えるほか、用土に腐葉土を混ぜて肥えさせましょう。
レッドロビンを育てるときは、水はけの良い土を用いましょう。地植えするならば、腐葉土を庭土に3割程度混ぜ込んでおきます。
レッドロビンの植え付け時期は、春頃が適期です。30cm程度間隔をあけて、ポット苗を植え付けましょう。
また、品種選びも大事です。例えば、葉っぱが小さめの三重カナメなどがあります。それぞれでかなり違いがあるので、用途に応じて選んでみましょう。
ちなみにレッドロビンは、植え替えはほとんど不可能です。しっかり成長したレッドロビンは基本的に植え替えないでその場で育てるのが基本。このため、ある程度スペースに余裕があるところに予め植え付けておきましょう。
レッドロビンは苗で増やします。ホームセンターなどでポット苗を購入して、植え付けるのが簡単でしょう。
レッドロビンは3m近く大きくなりますが、大きくし過ぎたくない場合には、このとき芯を切っておきます。
レッドロビンは、剪定をすることにより成長が良くなります。剪定時期は、初夏および秋頃が適期ですが、いつ剪定してもそこまで問題ないくらい丈夫といえます。暑さなどで株が弱る真夏以外であれば、剪定しても大丈夫でしょう。
また、けっこう刈り込んでしまっても枯れにくいくらい強い植物です。とはいえ、あまりにも剪定すると開花しないことがあるので気をつけましょう。逆にあまりレッドロビンを広げたくない際には剪定をしっかりしておくことがおすすめです。
ルミカリキリを放っておくと、株が枯れることもあります。もしも株元に木くずが生じているようならば、ルミカリキリが住み着いている可能性が高いです。殺虫剤を用いて対処してください。
レッドロビンを刈り込む際には、アブラムシが頻繁に発生します。刈り込まれた新芽はアブラムシの大好物なのです。見つけたらスグに薬剤散布して対処しましょう。
黒い粉みたいなカビが発生したら、すす病の可能性があります。発症すると、葉や茎などが黒くなり見た目が悪くなり、育ちも悪くなります。アブラムシなどの害虫の排泄物が原因で起こります。
レッドロビンがかかりやすい病気のごま斑点病は、葉などに斑点が出てくるのが特徴です。放っておくと、周囲の植物に感染が広まることもあります。もしも斑点が生じている葉があったら、すぐ切り取っておきましょう。
ごま斑点病は湿気などが原因の一つですので、落ち葉などを取り除いて、清潔な環境を整えるておきましょう。
褐斑病も梅雨などの湿気が多い時期にかかりやすいので気をつけましょう。また、土地がやせていてもかかりやすいです。このため、植え付け時には、しっかりと腐葉土などを混ぜて土を肥やしておくと良いでしょう。
レッドロビンは前述にもあるように、丈夫であまり手入れがいらないため、生け垣に向いています。また、成長も早く大きくなりやすいことも理由の一つです。
レッドロビンを生け垣として用いると、庭で紅葉なども楽しめるのでおすすめです。生け垣としてレッドロビンを用いる際には、植え付ける間隔に気をつけてください。
レッドロビンの花言葉の一つが「賑やか」です。レッドロビンの花は一気に花咲くことからこのような花言葉がつけられました。
レッドロビンを生け垣にする場合、家の雰囲気に合うかは気をつけましょう。レッドロビンはその名の通り葉が赤くなりますから、時期によっては場当たり感が生じることも。まずは試験的にレッドロビンを導入して家の雰囲気に合うか確かめてから本格的に導入しても遅くありません。
※トップ画像は Scarletさん@GreenSnap
GreenSnap編集部