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デイジーとマーガレットは、花弁が多く見た目がよく似ています。混同されることもありますが、このページではデイジーとマーガレットの違いや見分け方をご紹介しています。
花や葉、開花時期でそれぞれどう違うのか、見分け方のポイントについて記載しているので、ぜひご参照ください。
デイジーはキク科に属する植物です。ヒナギク、デージー、エンメイギク、チョウメイギクという名前でも呼ばれることで知られています。
デイジーの草丈は10センチから20センチほ植物で、華奢な印象があります。花は舌状花が平弁咲きと管弁咲きがあります。
デイジーの種類はとても豊富で、花の大きさは2センチほどの小花から10センチほどの大型なものまであります。園芸界でもとても人気で開発が進んでいて、八重咲種もあります。花色はピンク、白、赤があり、中心の管状花はどれも黄色です。
マーガレットもデイジー同様、キク科の植物です。モクシュンギクとも呼ばれます。基本種は一重咲きですが、八重咲のマーガレットも一部存在します。
管状花が黄色く同じキク科でデイジーと見た目がよく似ているとされ、両者を混同する方も多いです。
デイジーの葉は鋸歯(きょし)と呼ばれる切れ込みがあります。これはキク科の葉によくある特徴で、同じキク科の植物たんぽぽの葉を想像するとわかりやすいと思います。
マーガレットは成長すると1メートル近くになることもあります。デイジーと比べると大きいです。
デイジーとマーガレットの見分け方は花や葉、開花時期を見てみましょう。
デイジーは、小型の花が多く、2センチから4センチのものがほとんどです。(一部大型もあります)それに対して、マーガレットは大型の花が多く、花の大きさは平均で7センチから8センチほど。またマーガレットは花弁が細長く、1つ1つはっきりしているのが特徴です。
花が大きいとマーガレット、花弁が独立していてはっきりしているのがマーガレット、と覚えると見分けやすいでしょう。
八重咲など花のバリエーションが多い傾向があるのがマーガレットです。
デイジーとマーガレットでは葉も異なります。マーガレットの葉にはギザギザとした切れ込みがありますが、デイジーにはありません。デイジーの葉は楕円形をしています。
葉がギザギザしていたらマーガレットと、切れ込みがなくなめらかならデイジー、と覚えると区別がしやすいです。
またマーガレットのほうが葉がよく枝分かれし、葉が生える位置にも違いがあります。
デイジーは根元に葉が生えますが、マーガレットは茎の途中からも葉が生えます。
デイジーの開花時期は12月から6月で、マーガレットは3月から7月です。花もち自体はどちらも違いはありませんが、寒い時期にも開花することができるのがデイジーと覚えるとよいでしょう。
それぞれ単体で見ると、よく似ているデージーとマーガレットですが、2つを見比べると違いがわかります。大きいほうがマーガレットと覚えると、見分けがつきやすいです。ぜひ観察してみて区別をしてみてくださいね。
他にもコスモスやカモミールも混同されやすいので、見分け方を覚えておきましょう。
GreenSnap編集部