警告

warning

注意

error

成功

success

information

アカネ(茜)の花言葉|名前の由来は?怖い意味がある?

アカネは、本州・四国・九州の日当たりの良い低地や山野の藪などに生えるつる性の多年草です。万葉集に「あかねさす」という枕詞が出てくるように、日本では古来よりアカネの根から赤い染料を採りました。

夏から秋にかけて小型の花をつけ、冬には地上部は枯れてしまいます。世界中に生息していて、その種類は50種類を超えるといわれています。

今回は、アカネの名前の由来や、怖いと言われる花言葉についてご紹介します。

アカネ(茜)の花言葉

アカネの花言葉は、「私を思って」「媚び」「誹謗」「不審」「傷」です。

美しい染料として使用されるアカネですが、花言葉は少し怖い印象を受けますね。

アカネ(茜)の名前の由来

アカネの根を十分に乾かすと赤黄色に変化し、煮出すとアリザリンという赤い染料を抽出することが出来たことから「赤根」と呼ばれるようになりました。これが名前の由来になっています。

アカネ(茜)の花言葉は怖い?

アカネには、小さな淡黄緑の薄く緑がかった花が咲きます。もともと花言葉は西洋で生まれたものですが、西洋では歴史上「黄色」は、“裏切り”や“異端”といったネガティブなイメージを連想させる色でした。

そのことから、アカネにも「誹謗」「不審」「傷」などの花言葉がついたと考えられます。

またアカネはつる性の植物であり、茎が自立できないので、小さな逆棘(カエリ)を他のものに絡めながら成長します。その姿が、何かにもたれついて依存しているように見える姿から「媚び、私を思って」という花言葉がついたとされています。

アカネ(茜)の基本情報

分類
アカネ科アカネ属
学名
Rubia argyi
英名
Madder
和名
アカネ(茜)
別名
アカネ(赤根)、アカネカズラ(茜蔓)
原産地
日本、中国、朝鮮半島
白、淡黄緑
開花時期
8月~9月

アカネ(茜)の花の特徴

アカネの根は東西を問わず古くから染料に用いられ、大変重宝された赤色の色素です。アカネによる染色の歴史は深く、正倉院にも色鮮やかなアカネによる染の品物が数多く残されています。

また、染色の他にも生薬として使用されました。根を天日干しで十分に乾燥させたものを茜草根(せんそうこん)と呼び、止血や解熱、咳止め、強壮、利尿、通経に効果があるとされています。

アカネで草木染めを楽しもう

アカネは山野でよく見かける野草のひとつです。少し怖い花言葉ですが、染料として使えば美しい茜染めが作れます。染色は最も基本的な草木染めの方法でできるので、天然の染料を使って草木染めを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

おすすめ機能紹介!

【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!

花言葉に関連するカテゴリに関連するカテゴリ

花言葉の関連コラム

【鬼灯の花言葉】「私を殺して」という怖い意味がつきまとう理由は?の画像

【鬼灯の花言葉】「私を殺して」という怖い意味がつきまとう理由は?

増えすぎ注意!シラユキゲシの花言葉と毒性についての画像

増えすぎ注意!シラユキゲシの花言葉と毒性について

椿の花言葉|ピンクや白い椿に怖い意味はある?病人に送るのはNG?の画像

椿の花言葉|ピンクや白い椿に怖い意味はある?病人に送るのはNG?

サガリバナの花言葉に怖い意味はある?名前の由来や一夜花ってなに?の画像

サガリバナの花言葉に怖い意味はある?名前の由来や一夜花ってなに?

ブルーベリーの花言葉に怖い意味はある?開花時期や花の特徴を紹介の画像

ブルーベリーの花言葉に怖い意味はある?開花時期や花の特徴を紹介

花言葉の新着投稿画像

人気のコラム

春に咲く花といえば?4〜6月に見頃を迎える春の花一覧の画像
いいね
513

春に咲く花といえば?4〜6月に見頃を迎える春の花一覧

100均の製氷ケースで寄せ植え!おしゃれな多肉ポットをつくろうの画像
いいね
435

100均の製氷ケースで寄せ植え!おしゃれな多肉ポットをつくろう

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にもなる?の画像
いいね
332

クローバー(シロツメクサ)の花言葉|葉の枚数によって幸せにも怖い意味にもなる?

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツの画像
いいね
327

カット苗を買ってきたら?購入後の手順と根を出させるコツ

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!の画像
いいね
291

小さな多肉がギュギュぎゅっと。魅惑の「多肉畑」へようこそ!