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サガリバナは一夜花。夜に咲いて朝には散っている一夜限りの花なのです。短い間しか咲かなくても花言葉はあるのでしょうか。もしもサガリバナに花言葉があるとしたら、どんな花言葉か気になりますよね。
このページでは、サガリバナの花言葉をご紹介しています。さらに、花の特徴や由来などについても記載していますので、ぜひご参照ください。
サガリバナの花言葉は「幸福が訪れる」です。なんだかとても素敵な花言葉ですね。これはサガリバナが一夜花であることが由来していると考えられます。サガリバナは一晩しか咲きません。夜に開花をして朝には花を落としてしまうサガリバナ。よって、サガリバナの開花の様子を見ることができたらラッキーなのです。
そのことから、花言葉の「幸福が訪れる」がつけられました。花が散っても、翌朝、地面には花が落ちています。花弁が散り散りになって落ちるのではなく、椿のように花をぽっとりと落とすのです。
散ってしまっても翌朝このような光景が見えることからも、このような花言葉がつけられているのではないでしょうか。
サワフジは、サガリバナの見ためがフジに似ていることと、湿った土地で育つことから。
サガリバナは「下がり花」と漢字で書きます。これは、サガリバナの見ために由来。サガリバナは総状花序(そうじょうかじょ)という花のつけかたをする植物です。
総状花序とは、花を軸に密集させて開花させること。フジやヒヤシンスなどにその特徴があります。サガリバナもフジのように密集して、垂れ下がって咲きます。その様子からサガリバナと名前がつけられたのです。また、フジと同様の総状花序で湿地に咲くことから、サワフジという別名も。
サガリバナは垂れ下がる総状花序に最大の特徴があると言えるでしょう。花は6~8月に咲きますが、一晩しか咲きません。夜に開花し始め、夜中に満開になるという不思議な花であるサガリバナ。
1日限りであること、夜にしか咲かないことから、「幻の花」とも言われるほど。翌朝にはポトッと花を落としてしまうのです。川沿いにあるサガリバナでは、落ちた花が水面に浮いて美しいのです。沖縄では観光ツアーがあるほど。桜の花筏のような感覚で鑑賞することができます。
サガリバナの見た目は白やピンク。花弁は4枚です。しかしサガリバナを見ても、とても4枚花弁の花ようには見えないはず。サガリバナの花はブラシノキに似ています。それは雄しべが多数あることから。雄しべが多いこともサガリバナの特徴と言えます。
また、開花をすると強い香りを放ちます。たった1日しか咲かなくても、記憶に残る植物と言えるでしょう。香りはバニラのように甘いので、とても魅力的。まるで月下美人のようですね。
既にご紹介したように、サガリバナは一夜限りの花。夜の8時ごろから開花をはじめ、真夜中には満開に。せっかく開花しても、翌朝の日が昇るころには花を落としてしまうのです。熱帯の気候を好むサガリバナ。
日本だと沖縄でよく見ることができます。沖縄にはサガリバナを鑑賞するツアーがあるほどなのですよ。ついサガリバナの雄しべに目がいってしまいますが、よく4枚の花弁も観察してみてくださいね。
GreenSnap編集部