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アサガオといえば日本では夏の風物詩で知られていますね。丸くて可愛らしい花姿は、とても美しいです。アサガオの原産国は中国ですが、日本でも古くから親しまれている花で紫色やピンク色、そして白色など花色も実にさまざまです。
アサガオの品種は数多くありますが、実はアサガオの葉っぱにもいくつか種類があることをご存じでしょうか?アサガオの葉っぱの種類まで分かるようになると、日常のアサガオの観賞もより一層楽しめそうですね。
今回は、アサガオの葉っぱについてご紹介していきます。
アサガオはつる性植物の一年草で、奈良時代に薬草として日本に渡来したことが始まりです。
江戸時代にはアサガオブームが到来し、品種改良が盛んに行われてきました。青色やピンク色などさまざまな花色がありますが、アサガオの葉っぱにも特徴があります。
アサガオは初心者でも育てやすい植物ですが、育て方によっては枯れてしまうこともあります。
アサガオが枯れる原因として考えられるのが、下記の4つです。
とくにアサガオは毎朝花を咲かせるので、多くの水が必要です。なおかつ開花時期が7〜10月と暑い夏の時期なので、水切れになりがちなので気をつけましょう。
また、アサガオはつる性植物で、つるが巻き付くものがないと自立できずにつる先から枯れることもあります。必ず支柱を立てて、下記の記事を参考に基本の育て方を守ってください。
アサガオの葉っぱは、カビなどが原因となり、斑点生の病気にかかることがあります。これを発症すると葉っぱが黄色くなったり、茶色くなったり、葉が枯れてしまったりします。この場合は薬剤などを散布して対処しましょう。
また、アサガオの葉っぱにはうどんこ病やモザイク病が発生する可能性もあります。これらを防ぐためにも、こまめな葉水や傷んだ葉っぱの除去などが必要です。
アサガオの葉っぱには、「ハダニ」や「ホコリダニ」など小さなダニが寄生することがあります。いずれも雨の量が少ない時に発生することが多く、葉裏の部分を強めのシャワーで洗い流したり専用の薬剤を使用するなどして対処するようにしましょう。
その他、「アザミウマ」と呼ばれる体調約1~2mの虫が寄生することもあり、規制された葉っぱは黄色に変色します。アザミウマを薬剤等で駆除した後、葉っぱの黄色い部分は被害状況がごく僅かな場合には自然に回復します。
アサガオの栽培時期は5月の種まきから始まって10月ごろまで咲き続けます。
アサガオの栽培適温は15〜35度とされていますが、最近の日本では真夏の最高気温が40度になることも少なくありません。
さらに、アスファルトやコンクリートの地面、さらには家の壁面からの照り返しによって、周囲の温度は気温以上に上がります。そのため、夏の暑さによってアサガオが弱って枯れることもあります。
暑さ対策としては、なるべく地面から離した高い場所におくか、打ち水をよくすることが大切です。
青色ピンク色など色鮮やかなアサガオは、夏の時期には欠かせない植物ですね。花を観賞するのも楽しいですが、アサガオの葉っぱの形状もさまざまなので、じっくり観察してみましょう。
アサガオは初心者の方でも育てやすい植物なので、ご興味があればぜひご自宅のお庭などでも育ててみてはいかがでしょうか。
松原真理子
GreenSnap編集部