warning
error
success
information

アロマティカスは、グリーンで可愛らしい見た目の観葉植物ですが、じつは観賞だけでなく料理や虫除け対策にも効果が期待できます。なかでも、アロマティカスはゴキブリが嫌いな植物とされています。
今回は、アロマティカスの特徴やゴキブリが嫌う理由、効果的な置き場所や管理方法まで詳しく紹介していきます!
アロマティカスはシソ科プレクトランサス属に属し、インド~南アフリカを中心に生息する多肉質とハーブの性質を持っている多年草植物です。
葉の表面は白い毛で覆われ、乾燥には強いですが寒さには弱い特性があります。草丈は20~60cmほどで、春から夏の時期にかけて小さな花を咲かせることもあります。
アロマティカスはミントを連想される香りを放つことから料理やハーブティーとしても楽しむことができ、中央アメリカでは香りづけとして肉料理に使われることが多いです。また、火傷にも効果があり、海外ではメディカルプランツとしても重宝されています。
ハーブの中にはあまり香りがしないものもありますが、アロマティカスはハッカやミントのような香りを放ちます。ゴキブリはハッカの香りを嫌う性質があるため、アロマティカスを置くことでゴキブリ避けとして効果的なのです。
そのままでも十分ハッカやミントに似た香りがしますが、葉を触ることで香りがさらに増してきます。
アロマティカスの香りはゴキブリ以外の害虫にも効果があるので、アロマティカスの葉と焼酎などのアルコールで自家製の虫よけスプレーも作れます。
コバエ対策にもなるので、夏場の生ごみなどにスプレーすれば効果的です。体に優しい虫よけスプレーなので、作って持ち歩いてもよいですね!
ゴキブリは水回りやキッチンに出やすい傾向があるため、アロマティカスを水回りやキッチンの近くに置いておくことで効果が期待できます。ただし、あくまで対策なのでアロマティカスを置くだけではゴキブリを殺虫することはできないので注意してください。
多肉質のアロマティカスは室内に置くだけでもインテリアとして楽しめるので、お洒落にゴキブリ対策ができるのは嬉しいですね!天然成分なので、子どもがいるご家庭でも安心してアロマティカスを置くことで虫除けができます。
アロマティカスを育てていると、ナメクジやカイガラムシなどが発生することがあります。ナメクジはアロマティカスの葉や茎を食用するため、見つけ次第駆除しましょう。ナメクジは土中に潜んでいることが多いので、定期的に植え替えすることでナメクジを見つけられる可能性も高くなります。
カイガラムシが発生すると、アロマティカスの株が弱って最終的には枯れてしまいます。カイガラムシもナメクジと同様に、見つけたらすぐに対処してください。
そのほか、アロマティカスは生育が旺盛なので、定期的に剪定や植え替えする必要があります。剪定で取り除いたアロマティカスの葉は、挿し芽で増やせます。挿し芽で増やせば経済的にもお得なので、ご自分でアロマティカスを増やしてみてもよさそうですね。
アロマティカスは見た目が可愛らしいので癒し効果がありますが、それだけでなくゴキブリ対策や虫除けにもなります。アロマティカスの葉も食用できるので、ご自宅で育てれば料理も楽しめますね。
ゴキブリや虫除け対策は市販のものもありますが、アロマティカスを使えば自然由来で体にも優しく対策することができます。アロマティカスをキッチンや水回りなどに置いて、癒し効果を感じながらゴキブリや虫除け対策をしてみてはいかがでしょうか。

GreenSnap編集部