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古くからあるヘチマたわしは使ったことがある方もいますよね。市販されていることもあり、肌がつるつるします。このヘチマたわしは自宅で育てているヘチマからでも簡単に作ることができます。
このページでは、ヘチマたわしの作り方を解説していますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
ヘチマたわしとは、ヘチマを乾燥させて作ったたわしのことです。体を洗うときはもちろんですが、お鍋などを洗うときや湯舟を洗うときにも使用可能です。
1.ヘチマを収穫して煮る
ヘチマたわしはまずヘチマを収穫するところから始まります。どのようなヘチマでもよいわけではなく、全体的に茶色になっているもの(古くなっているもの)を選びましょう。収穫したヘチマを30分ほどヘチマを煮ます。このとき鍋に入るようにヘチマをカットしてください。
2.ヘチマを乾燥させる
ヘチマを乾燥させてください。屋外に置いていると自然と水分が抜けますので、カサカサするまで待ちましょう。茶色くどんどん変色していきます。
3.ヘチマの皮をむく
ヘチマの皮をむいてください。皮をむきながら、種子も取り出しましょう。
4.漂泊する
市販のものは白いヘチマたわしですが、これは漂白されているからです。白いほうが好みの場合は漂白しましょう。自然なものを使いたい場合は、漂白せずそのまま使ってください。
ヘチマたわしを作る工程でニオイがでることは有名です。
水につけておくと腐ったニオイが発生しますが、屋外にヘチマを置いて乾燥させる分にはニオイが気にならないので、水につけず煮るのがおすすめです。
また収穫した茶色のヘチマをお湯で煮る作り方であれば、ニオイは発生しません。
ヘチマたわし用の収穫時期は、ヘチマが茶色くなったころです。大きく成長するとヘチマが自ら乾燥して茶色くなります。だいたい9月になると乾燥してきますので、ヘチマたわしとして収穫するならこの時期がよいでしょう。
収獲が遅くなり乾燥しすぎると、ヘチマたわしにする部分が茶色くなってしまうので気をつけてください。
ヘチマたわしには効果がたくさんあります。
ひじやかかとの角質を落とすことができ、つるつる肌効果が期待できます。ただし強くこすりつけると摩擦負担がありますので気をつけましょう。
繊維質のヘチマは、適度な刺激があり、肌の表面をこすることで血流がよくなります。
ヘチマたわしは体に使うだけではありません。他にもアレンジが可能です。
ヘチマの線維を利用すると、フライパンや鍋のこびりつきも落としやすいです。
皮脂やアカなど細かな汚れも、ヘチマのこまかな繊維で落とすことができます。
ヘチマたわしをペットのオモチャに利用することもあります。漂白せずに、ナチュラルなまま利用するのがおすすめです。
グリーンカーテンとしてヘチマを育てることもありますよね。収穫が遅れたヘチマは大きすぎて食用には不向きですが、乾燥させるとたわしになります。ぜひ試してみませんか。
GreenSnap編集部