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水を必要とせず、空気中に吊ったりインテリアとして人気のチランジアですが、鉢に植えて楽しむこともできます。でも鉢に植える際にはちょっとした注意が必要。コツをおさえてチランジアを鉢植えで育ててみませんか?
チランジアは空気中の水分を吸収して育つエアープランツの一種です。もともとは、南アメリカやアメリカ合衆国の南部などの乾燥した土地で育っていたもので、岩肌や樹木に張り付いて葉から水分を吸収して育ちます。
土を必要とせず、水やりも不要なので、とても手軽に育てることができます。形もユニークでインテリアに最適と人気の高い植物です。
チランジアの根は石の岩肌や木などに張り付いて固定するためのものです。根を通して水分や養分を吸収しているわけではないので、土は必要ありません。
こうした生態の植物を着生植物といいます。
土の保水性や排水性を必要としないので、土の代わりに何を使ってもいいと言ってしまってもいいかもしれません。例えばビーズや椰子ガラチップ、軽石やバークチップなどなど、アイデア次第で自由に選んでください。
土の代わりに何を使っても大丈夫ですが、一つだけ気を付けないといけないのは、梅雨の時期です。チランジアは空気中の水分を吸ってしまうので、湿気の多い梅雨時期に放置していると、水分を吸収しすぎて腐ってしまうこともあります。
サーキュレーターなどで風を通して心地よい空間を作ってあげましょう。
人気のチランジアを鉢植えで育てるちょっとしたコツをご紹介しました。自分にあった育て方でチランジアを楽しんでください。
※トップ画像はPhoto by miniさん@GreenSnap
徳原鉄二