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トマト(ミニトマト)の栽培では、支柱を立てることは欠かせません。はじめてトマトを育てる方は、支柱立てをどうするのか悩みますよね。このページではトマトの支柱の選び方から、トマトの支柱を立てる時期、立て方について記載しています。
100円ショップの支柱はトマトの栽培に向いているのか気になる方もぜひご参照ください。
トマトの支柱を立てる時期は、5月が適しています。支柱は、トマトの実がついてからではなく植え付け直後に行うことが大切です。これは風で茎が倒れないようにするためです。
果実が実る前に風であおられることもありますので、早めに支柱を立てましょう。
紐はトマトと支柱を結びつけるために使用します。
トマトは生長すると150センチほどの高さに伸びます。土に挿す支柱の長さを考慮して、180センチから210センチほどの支柱を選ぶことをおすすめします。支柱は出来るだけ長い方がよいので、スペースに問題がない場合は長めの支柱を選びましょう。
トマトの支柱は、太さが15から20ミリのものを選ぶとよいでしょう。トマトは大きな果実をつけますので、支柱に十分な太さがある方が安定するでしょう。
らせん状になっている支柱は誘引しやすいので、トマト栽培に向いていますよ。
100円ショップで売られている支柱を使用しても問題はありません。サイズが極端に短くなければ、100円ショップの支柱も使ってみましょう。
トマトの支柱の立て方は一本立て、二本立て、三本立てなどがあります。
一本立て、三本立ては、地植え栽培でのトマトの支柱の立て方の基本です。
一本立ては、トマトの主枝を1本で伸ばし、わき芽は全て取り除く方法です。トマトの支柱の立て方で一番簡単な方法なので、初めてトマトを栽培する方は一本立てで育てることをおすすめします。
一本立ては余分なわき芽を摘み取りながら、必要な箇所に栄養を与えることができますので、大きな果実を収穫したいときに向いている支柱の立て方となります。
二本立ては一本立てと比べて難易度が若干上がります。二本立ては多くの果実を収穫したい場合に向いている立て方です。
三本立ては主枝と一本と、わき芽二本を残した仕立て方です。支柱が三本必要になります。三本立てにすると強度が高いので安心して育てられるでしょう。
トマトの支柱の立て方には、合掌式というものもあります。合掌式はまず二本立てで支柱を立て、地面に平行になるように横に支柱を立てる方法です。
畑ではなく、プランターでトマトを栽培する際の支柱の立て方でおすすめなのがあんどん仕立て、ピラミッド仕立てです。
省スペースで栽培をするときにおすすめなのがあんどん仕立てです。ピンと来ない方は、アサガオの支柱を思い出してみてください。リングを使った支柱があんどん式の特徴です。3~4本ほどの輪状のパーツと3本の支柱を使用するとよいでしょう。
ピラミッド仕立ては、粒の大きいトマトに向く支柱の立て方です。3本の支柱を立てて、プランターや鉢の中心に集まるようにピラミッド型に立てます。支柱が上部(ピラミッドの頂点)で集まりますので、そこに紐を結び固定しましょう。
トマトの誘引は手で行います。
トマトがよく水分を吸収した状態だと、茎が硬くなり絡ませづらく誘引しにくくなります。
誘引前はトマトの水分をおさえるとよいでしょう。
誘引自体はとても簡単で手で茎をからめていくだけです。
また晴れた日も誘引しやすいので、おすすめします。無理に力を入れると茎が折れてしまいますので、注意してください。
小野未花子
GreenSnap編集部