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バジルは爽やかで落ち着く香りがすることからアロマオイルに使われたり、栄養価が豊富なため、日本ではよく食用として栽培されるハーブの一つです。育て方もかんたんで、バジルは植え付けから比較的早く収穫することができて、決められた方法で長期間保存できることから、家庭菜園などでも人気があります。今回は、そんなバジルの収穫時期や保存方法、収穫量をあげるコツなどについて紹介していきます。
バジルは4月中旬頃に種まきをすると50〜60日ほど、苗植えなら30日ほどで収穫することができます。
種まきや植え付けから収穫までの短い日数が短く、初心者でも簡単に育てられることから、家庭菜園でもとても人気があります。
10月頃に苗を植え付けをして、11月になった頃から収穫を楽しむことも可能です!ただし、草勢は温かい夏のほうがあるので、たくさん収穫したい場合には、どちらかといえば春夏のほうがおすすめです。
バジルの収穫時期は、6~10月頃です。バジルの収穫までの日数は、種まきから数えるとおよそ50〜60日、苗を植え付けてからだとおよそ30日程度が目安です。
暖かい時期だとぐんぐんと伸びていき、摘心や切り戻し剪定をすることで、秋ぐらいまで定期的に収穫ができます。
バジルは日本では一年草とされていますが、バジルは長期間収穫ができるハーブです。冬は室内にいれて冬越しさせておけば、通年を通して収穫ができます。
まず、1回目の収穫は摘心の意味合いも含めて、主幹となっている茎を地面から2〜3節上で切ります。
2回目の収穫は、1回目の摘心でカットした下の脇芽がよく伸びてきたころ、分岐点から2節目の脇芽の上で切り戻しの意味も含めてカットします。
それ以降は、4〜5回ほど同じように分岐点から2節目で切り戻しを繰り返すと、どんどんと分岐して葉がよく茂るようになります。
9〜10月になり、かなり葉が茂ったら切り戻しはやめて、混み合っている部分の茎葉をカットして収穫していきましょう。その頃になると下の方の葉は大きく成長しているはずです。
冬越しさせないで育てる場合は、冬になると枯れてしまうだけなので、全て収穫して茎ごと抜いて片付けましょう。
バジルは、上記の通り成長段階(何回目の収穫か)に応じて収穫方法を少し変えた方が、収穫量があがります。
また、バジルは初夏の摘心を含めた収穫から15℃以下になる晩秋まで、茎葉が伸びる限り収穫できます。
そのため、たくさん収穫するには栄養を絶やさないことが大切です。定期的に肥料を与えるとエネルギー切れをすることなく、たくさん収穫できます。
肥料は5月から収穫を終えるまで、与え続けてください。固形肥料なら商品表示にある効果持続期間が切れるタイミングでもう一度与えます。だいたい1ヶ月に1回が目安でしょう。
液体肥料であれば10〜14日に1回、水やりのかわりに与えてくださいね。
常温で保存する場合は、器などに水を入れて茎の部分を水に挿しておきます。水は毎日交換しましょう。この方法で、バジルを1週間程度保存することができます。
ちなみにこれは水挿しという増やし方のひとつでもあるので、このまま育て続ければ切り口から発根して別のバジルとして育てることもできますよ。
冷蔵庫で保存する場合は、湿らせたキッチンペーパーをビニール袋にいれて切り口を包み、さらに全体を新聞紙でくるんで保存します。
ただ冷蔵庫にいれただけだと3〜4日で葉が黒ずんでしまいますが、この方法で1週間ほど持つようになります。
冷蔵保存する場合は水洗いした後に水気をしっかり取ってから、保存容器に入れて平らに並べて冷凍保存しましょう。2〜4週間ほど保存が効きますが、解凍して使うというよりは凍ったままミキサーなどにかけてベーストやオイルに使うといいでしょう。
バジルはオリーブオイル、ニンニク、塩をいれてミキサーにかけるだけで、簡単にバジルペーストがつくれます。この状態にすると冷蔵庫にいれておけば2週間ほど持つようになります。
日本でも人気があるバジルは、家庭菜園でも育てることができます。収穫後のバジルを1~2か月程度保存する場合は冷凍庫で長期保存できるので安心ですね。
バジルの収穫の仕方にもコツがあるので、今回ご紹介した方法でバジルを収穫してみましょう。収穫したバジルは、パスタやピザなどの料理に使用して楽しみましょう。ぜひとも、ご自分でバジルを育ててみることをおすすめします。
春と秋に植え付けができるバジル。こまめにつぼみを摘む作業が、長く収穫を楽しむコツです。強い野菜なので、水やりに注意すれば栽培に失敗する確率は低いですよ。ぜひチャレンジしてみてください。
七尾びび
GreenSnap編集部