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ステーキなど肉料理の付け合わせ出てくるクレソンは葉のイメージが強いですが、花も咲きます。クレソンにはどんな花言葉がつけられているのでしょうか。
このページではクレソンの花言葉についてまとめています。これからクレソンを育てたい方もぜひご参照ください。
クレソンの花言葉は「不屈の力」、「安定」、「着実」、「順調」、「忍耐力」です。
クレソンは歴史深い植物で、古代ギリシアではすでに栽培がされていたとされています。当時はクレソンには特別な力が宿っていると考えられていました。希望の象徴としてクレソンを考えていたことから、「不屈の力」という花言葉になっています。
また、クレソンは非常に生命力が強く、どんどん繁殖する特徴があります。この繁殖力のよさから「安定」、「着実」、「順調」という花言葉になりました。
夏の暑さ、冬の寒さにも強いことから「忍耐力」という花言葉にもなっています。
クレソンの和名は「オランダカラシ」です。クレソンはヨーロッパ原産と紹介しましたが、なぜ和名ではオランダとなったのか気になりますよね。
クレソンが日本に伝わる前の江戸時代には日本は鎖国をしていました。当時の日本はヨーロッパとの国交を立っていましたが、オランダとのみ貿易をしていたのです。
オランダからは科学や医学、食べ物、文化などが持ち込まれ、日本は次々に取り入れていきました。クレソンは明治の初期に外国人宣教師から伝わった植物ですが、このような背景から「海外から入ってきたもの=オランダ」となりクレソンの和名にはオランダとつけられています。
また、クレソンには独特の苦みと辛みがありますので、カラシという名前がつけられ、オランダカラシとなったのです。
クレソンという名前は、「Cresson」というフランス語が由来で、「薬効がある」という意味です。実際にクレソンは葉酸やカリウムが豊富で体によいとされています。
クレソンの草丈は30センチから120センチほどです。湿地を好みます。生命力が強く、よく生長する特徴があります。さらによく繁殖もします。4月から6月になると白いきれいな花を咲かせるのも特徴です。
クレソンは園芸界ではさらに細かく種類を分類することはありませんが、料理に使う野菜としての分類がありますので、見てみましょう。
基本種で、肉料理などの付け合わせになる植物です。
水耕栽培されたサラダ用のクレソンです。食べやすく茎が柔らかく、辛みも落ち着いている生食可能なクレソンです。
ヤソゼリ(耶蘇芹)は、大分県湯布院など一部の地域に自生するクレソンです。
クレソンの花言葉は、栄養価の高さと繁殖力のよさが由来していることがわかりました。育てやすい植物で初心者の方にも向いています。ご自宅で育てたクレソンを料理で使うのもおすすめですので、お迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部