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キッチンやテーブルに置く観葉植物として人気のポトスは、じつは水耕栽培(水栽培)でも育てることができます。水耕栽培とは、土を使わずに水のみで育てる栽培方法です。
ここでは、ポトスを水耕栽培で育てる方法や水やりコツなどをご紹介します。土を使わないため虫も湧きづらく、見た目もおしゃれなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ポトスの水耕栽培は、生育期の5〜7月頃が適しています。ポトスの耐寒気温は5℃程度なので、株を傷めないためにも冬は避けてましょう。
水栽培にはできれば「水栽培用のポトス苗」もしくは「水挿しで増やした苗」を使うのがおすすめです。もともと土植えしていた苗を使用したい場合は、よく水で土を落としてから使ってください。
ポトスの水栽培には、「①ハイドロボールを使ったポトスの水栽培方法(ハイドロカルチャー)」と「②水だけで行うポトスの水栽培方法(水挿し)」の2つの方法があります。
次にそれぞれの方法をご説明します。
水耕栽培において、水の管理はとても重要です。できれば毎日水を替えてあげ、雑菌のいない新鮮な水にしてあげましょう。とくに気温25℃以上になる夏は雑菌が増えやすく、根っこが黒くなったり、カビたりするので注意しましょう。
また、冬はポトスの耐寒温度である5℃を下回らないよう、水温が低くなりすぎないように注意してください。
ハイドロカルチャーの場合は、3日に1度は水切れが発生していないかを確認してあげましょう。ただし、あまり水が多くなりすぎても根腐れの原因となるので、5分の1より多くならないように気をつけてください。
ポトスの水栽培では、5〜7月頃の成長期に液体肥料を施してあげる必要があります。
ただし、ハイドロカルチャーで水栽培する場合は、ハイドロカルチャー専用の液体肥料を使ってください。
ポトスをハイドロボールを使った水栽培で育てていて、かつ根腐れ防止剤を使用している場合は、1年以内に1度、根腐れ防止剤を交換するためにも植え替えが必要となります。
ハイドロカルチャー植え替え作業は、ポトスの生育期である5〜7月頃が適期です。
前述にもあるとおり、ポトスの水栽培は水の管理が大切です。根っこがカビる、根腐れの事態に陥らないためにも、ゼオライトや市販の根腐れ防止剤、専用の液体肥料をぜひ活用していきましょう。
水管理のコツさえ掴めば、おしゃれで清潔なポトスの栽培を楽しむことができますよ。

GreenSnap編集部