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日本でも親しみのある枝豆は、夏が旬の野菜ですね。枝豆は畑などで栽培されるイメージですが、実は家庭菜園でも育てることができます。さらに、枝豆は水耕栽培でも育つので、水耕栽培であれば土がなくても育ちます!
ここでは、枝豆を水耕栽培で発芽させる方法やおすすめの容器、そして水耕栽培を成功させるポイントなどについて詳しく解説していきます。
枝豆は畑やプランターなどで育てる方が多いと思いますが、水耕栽培でももちろん育ちます。土を使う必要がなく、容器と溶液があれば室内、屋外問わず栽培できます。
水耕栽培は他の栽培方法と大きく異なるので、種まきの方法や使用する容器などについて詳しく知っておきましょう。
枝豆を水耕栽培で育てる場合、品種選びはとても重要です。枝豆には白毛豆(青豆)、茶豆そして黒豆の3種類があり、更にそれぞれ夏大豆型、秋大豆型、中間型に分けられます。
夏大豆型は極早生~早生の枝豆で、春の時期に種まきして夏に収穫します。春から夏の時期に種を撒く秋大豆型は中晩生~晩生の枝豆で、日照時間が短くなると花が咲きます。中間型とは夏大豆型と秋大豆型の中間のもので、中早生~中生の枝豆です。春から初夏が種まきに適した時期なので、温度管理がしやすいです。
枝豆は400種類以上もの品種がありますが、どもこの3つの型に属しています。枝豆を室内で栽培するようであればそこまで品種を気にする必要はありませんが、屋外で水耕栽培する場合は栽培条件に合う品種を選んで育てるとよいでしょう。
枝豆を発芽させる方法はいくつかありますが、スポンジやパーライト、キッチンペーパーなどを使用すると便利です。
スポンジを使う場合は、3cmくらいの立方体にカットしてから十字架の切り込みを入れてください。トレーにカットしたスポンジを並べて、しっかりと水に浸します。
枝豆の種をピンセットなどでつまんだらスポンジの切れ込みに軽く入れ、種の上に湿ったトイレットペーパーをのせて保湿しましょう。
パーライトを使用する際は、湿らせたパーライトを容器に入れて枝豆の種を撒きます。その後、発芽するまでの間は暗くて温暖な場所で管理してください。
キッチンペーパーまたはティッシュペーパーのみでも、枝豆を発芽させることができます。キッチンペーパーを四つ折りにした状態で湿らせたら、軽く水分を切ってください。
その後キッチンペーパーの上に枝豆の種を並べて、発芽するのを待ちます。
枝豆が発芽したら、容器に移植させましょう。スポンジで発芽させた場合は、そのまま容器に植え替えて培養液を入れて日当たりのよい環境に置いて育てます。培養液は定期的に入れ替えてください。
枝豆を発芽させる方法はいくつもありますが、スポンジで発芽させた方が植え替えの時も作業が楽ですね。
ペットボトルはできれば2Lのものを用意し、上下をカットして上の部分を逆さにして下のペットボトルにはめ込みます。ペットボトルのふたに穴を空け、吸水用の不織布を短冊のようにカットしたものを2つ折りにして、キャップの穴に通してください。
飲み口の部分にス本支をはめ込み、スポンジが浸る程度に溶液を入れましょう。ペットボトルを使って水耕栽培する際は、ペットボトル1本につき1株を育てます。
発泡スチロール箱であれば、複数の枝豆の苗をまとめて育てることができます。溶液の交換も楽なので、一度に枝豆を沢山栽培する場合は、発泡スチロール箱での水耕栽培をおすすめします。
枝豆を室内で水耕栽培する際は、枝豆が日光不足にならないように注意しましょう。室内では場所によって一日中日陰なこともあるため、一日数時間でもよいので日の光を当てて栽培することが大切です。
また、溶液の濃度が濃いと生育に影響するため、最適な濃度に希釈するようしてください。その他、水耕栽培で使う肥料は、必ず水耕栽培専用のものを用いましょう。
枝豆は畑やプランター栽培だけでなく、水耕栽培でも育てられることが分かりましたね。枝豆の水耕栽培は難しくないので、今まで水耕栽培の経験がない方でも育てることができます。水耕栽培で枝豆を沢山育てて、美味しい枝豆を収穫してみたいですね。
ご興味があれば、ぜひとも枝豆の水耕栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部