warning
error
success
information
冬が終わり暖かくなった頃に開花するムラサキハナナは不思議な名前に感じられますが、どんな由来があるのでしょうか。花言葉も気になりますよね。このページでは、ムラサキハナナの花言葉をはじめ、花の由来や特徴についてまとめています。
ムラサキハナナの花言葉は、「聡明」、「優秀」、「あふれる知恵」、「癒し」、「変わらぬ愛」です。
ムラサキハナナは三国志に登場する諸葛孔明が広めたとする植物です。諸葛孔明と言えば、とても頭のいい軍師で、さまざまな策で、蜀漢を勝利へ導こうとしました。このことから由来して「聡明」、「優秀」、「あふれる知恵」という花言葉がつけられました。
ムラサキハナナは春から初夏にかけて咲く植物で、ちょうどおだやかな気候の頃に開花するのです。ポカポカした陽気のときに、美しい紫色の花を見た多くの人が癒されたのでしょう。そこで「癒し」という花言葉がつけられたと考えられます。
ムラサキハナナはすでに紹介したように諸葛孔明が広めた植物ですが、こちらは戦場での食料として広めたのです。このことから諸葛菜という名前がつけられました。
中国が原産のムラサキハナナは、日中戦争を繰り返さないという思いが込められた植物でもあるため、ピースフラワーとも呼ばれます。
ムラサキハナナはダイコンと同じアブラナ科の植物なことから、ハナダイコンとも呼ばれるようになりました。
さて、ここまで読んでムラサキハナナの名前に違和感をいだいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。「ナ」が1つ多いように感じますよね。ムラサキハナナではなく、「ムラサキハナ」ではないの? と思った方も多いはずです。ムラサキハナナは「紫花菜」と漢字で書き、花菜は「菜の花」という意味です。
紫色の菜の花のような花を咲かせる植物という意味で、ムラサキハナナとなっています。なお、ムラサキハナナの正式名称は「大紫羅欄花」(オオアラセイトウ)で、こちらはアラセイトウに似ていることから名前が付けられました。
ムラサキハナナの開花時期は3月から5月です。この季節になると、ムラサキハナナという名前の由来にもなったように、紫色の花を咲かせます。花の色は紫が多いですが、一部白が入っているものや、薄紫などカラーバリエーションがあります。
なお、ムラサキハナナの草丈は約50センチです。集まって咲くと、あたり一面が紫色になりとても美しい特徴があります。
ムラサキハナナの花の種類や品種は特にありません。カラーバリエーションはいくつかありますが、全体でムラサキハナナとまとめられています。
ムラサキハナナの花言葉は三国志が関わることがわかりましたね。頭が良くなりそうな花言葉なので、入学祝いの花束に加えるとよいかもしれません。群生すると一面が紫色になり、とても美しいですので、ぜひお庭にお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部