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ハナトラノオは、入学祝い、合格祝いの花束に入れたい花言葉を持つ植物です。トラという名前がついていますが、怖い花言葉はあるのでしょうか。ここでは、そんなハナトラノオの花言葉の意味や由来について解説しています。花の特徴についてもまとめましたので、チェックしてみてくださいね。
ハナトラノオの花言葉は、「希望」、「望みの達成」です。
ハナトラノオはすらっとした直立する茎に規則正しく花をつけます。下から開花する姿は見ていてワクワクするほどです。
この1つ1つ順番で咲く様子を見て、明日はここまで開花するかもしれないと希望を抱く方が多いことから、「希望」という花言葉になったと考えられています。
また、先端のツボミまで開花することで「望みの達成」を感じることにも由来しているといわれています。
ハナトラノオという名前は花の見た目が由来しています。開花時期になると、次々に横向きの花を下から開花させていく特徴があります。この花姿がまるでトラの尻尾のように見えたことから、このような名前がつけられました。
ハナトラノオの別名「カクトラノオ」は、花が四角くやや角ばって見えることから、つけられていると考えられます。
また、ハナトラノオの学名「Physostegia」は、ギリシア語が由来。「胞」という意味の「physa」と、「フタをする」という意味の「stege」が合わさってできた言葉です。規則正しく茎に花が付く様子が胞子のように見えたことと、四角い花がフタのように見えたことが由来していると考えられます。
英語名は「virginia lion’s heart」で、こちらは雌のライオンの勇敢さをハナトラノオに重ねたことからつけられた名前とされています。風になびいても、倒れないハナトラノオは、丈夫で夏の暑さにも冬の寒さにも耐える力があります。この強い花の様子をトラにたとえたのかもしれませんね。
ハナトラノオの花の特徴はなんといっても、直立した茎の横にたくさんの筒状の花が咲くようすです。開花時期は7月から10月で、長く美しい姿を楽しめます。
花が下から順に咲く様子から、ハナトラノオに似た花としてボリフジがよくあげれらます。草丈は50センチから120センチで、大きいものでは2メートル近くになることもあります。
ハナトラノオは細かく種類が分けられているわけではありませんが、ピンクや白を咲かせる種類があります。
また名前が似ているハルトラノオは全く別もので、こちらはタデ科に分類される植物です。ハルトラノオは、ツブツブとした小さな花が咲く特徴があり、見た目もハナトラノオとは似ても似つきません。
ハナトラノオの花は個性的ですので、順に開花する様子をぜひお楽しみください。花言葉はとても美しく、ポジティブなものですので、入学祝いや合格祝いの花束に加えるのもおすすめです。その際はぜひ花言葉も紹介したいですよね。育てやすい植物ですので、初心者の方にも向いている植物です。
GreenSnap編集部