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アグロステンマは小ぶりで愛らしい色の可憐な花ですが、どんな花言葉がつけられているのでしょうか。このページではアグロステンマの花言葉について解説しています。花の由来や特徴についても記載しましたので、ぜひご参照ください。
アグロステンマの花言葉は、「気持ちがなびく」、「育ちの良さ」、「自然を好む」です。
アグロステンマは繁殖力が強く、厄介者の雑草として扱われることがあるため、「自然を好む」という花言葉に由来したのかもしれませんね。
また、茎が細いにも関わらず、背丈が100cmほどにもなるアグロステンマは風でよくなびくため、「気持ちがなびく」という花言葉がつけられたのでしょう。
アグロステンマという名前は学名「Agrostemma」をそのまま読んだもので、ギリシア語が由来となっています。「agro」というギリシア語は「野原」という意味で、そして、「stemma」という単語は「花冠」という意味です。
アグロステンマが開花して、愛らしい姿がまるで野原にある花冠のように見えたことで、このような由来の学名がつけられたのでしょう。
また別名「ムギセンノウ」、「ムギナデシコ」という名前は、アグロステンマの葉が麦に似ているほか、「センノウ」や「ナデシコ」の花にも似ていることに由来して、これらの別名がつけられました。
ちなみにアグロステンマは英語では「corn cockle」。こちらはトウモロコシ畑の雑草という意味です。繁殖力が旺盛で、雑草として嫌われがちな植物ともいえます。
アグロステンマの開花時期は5月から6月で、この季節になると白やピンク色の花を咲かせます。花弁は5枚で、特徴は先端が反り返ることです。
アグロステンマの草丈は60cmから100cmほどなので、すらっとした印象のある花といえます。茎が細い割には背丈があるため、ピンクや白の花が風になびいて、可憐な印象をもたらします。
アグロステンマの花の種類、品種を見てみましょう。
キダゴは最もよく見られるアグロステンマの一種で、麦畑の雑草として有名です。
白色のアグロステンマで、清楚な印象があります。
落ち着いた濃い紫の花を咲かせる種類。中央は白く色が抜けるのが特徴で、ツートンカラーが美しく人気がある種類と言えます。花の大きさは約7cmとアグロステンマのなかでは大輪です。
淡いピンクの花弁の花を咲かせるアグロステンマで見た目が桜貝のような色をしていることから、このような名前となりました。開花するについて色が変化し、ピンクから白に変わる種類で、愛らしい印象があります。
アグロステンマは繁殖力があり雑草として扱われることもありますが、見た目は可憐で愛らしい植物です。その見た目からつけられた花言葉は素敵で、誰かにプレゼントしたくなりますね。学名の由来でもふれたように、野原の花冠のような愛らしいお花ですので、お庭にお迎えして楽しみませんか。
GreenSnap編集部