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アマランサスとは、スーパーフードとして食べ物にも用いられてきた植物で、キヌアとよく似ています。日本では昔から観賞用として伝来していましたが、世界各国では、葉は野菜として、種はスナック菓子などとして食しているところも多いです。今回はそんなアマランサスの花言葉の意味や由来のほか、主な種類や特徴、栄養効果などについてもご紹介していきます。
アマランサスの花言葉は、『粘り強い精神』『不滅』です。
アマランサスの誇る美しい花が、長い間色褪せることなく元気な姿で咲き続けることから、このような花言葉がつけられたようです。
アマランサスは紀元前3000年ほど前、あの有名なマチュピチュで知られるインカ帝国で栽培されていました。
しかし、のちのスペイン侵攻にて、キリスト教に対する邪教の象徴として根絶やし寸前まで追いやられた過去があります。
今も昔も重要な栄養源として見られていたことは変わらないようで、長い間咲き誇る花に裏づけされるように、歴史的にも息の長い植物といえるでしょう。
アマランサスの花は、遠目から見ると収穫を今か今かと待つばかりの稲の穂のように連なって咲いているのが特徴です。色の濃淡も目をそそり、8月~9月の開花期にはアマランサス畑を真紅の絨毯で覆わんばかりの景色が広がります。
アマランサスの葉は扇形で、はっきりとわかるような葉脈が見て取れます。
さらに野菜として料理に用いられるほどの栄養もあり、その”普通”の見た目からは想像出来ないようなポテンシャルを秘めています。
アマランサスは、健康的な穀物、いわゆる「スーパーグレイン」という二つ名をもつほど、高い栄養価を誇ります。
注目すべきはその種子。驚くべきことに健やかな生活に不可欠な必須アミノ酸から、ビタミン類まで、まさに”自然の健康食品”といえるだけの栄養を含みます。さらにコレステロール値を下げるだけでなく、若々しいお肌に嬉しい亜鉛や鉄分も多く含んでいるため、美容にも一役買ってくれること間違いなしです。
日本における数少ないアマランサスの改良品種の一つです。草丈は、およそ130cmほどで、短茎で知られています。
ペルーのアンデス地域原産の種で、日本では「ヒモゲイトウ」と呼ばれる品種です。
アマランサスは花に宿る美しさがある表の面と、私たちの健康を影で支えてくれる裏の面をもつ、スーパーフードです。
アマランサスを育てて、花が咲いたら花言葉を楽しみ、種や葉はさまざまな食べ方で食し、健康的な生活を手に入れてみませんか?
GreenSnap編集部