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チコリは、古くからヨーロッパで体によいとして食されているハーブの一種です。現地ではサラダにするなどして親しまれている身近な野菜ですが、その裏には秘めたる想いが込められていたりします。今回はそんなチコリの花言葉や主な種類、特徴を紹介していきます。
チコリの花言葉は、『待ちぼうけ』『節約』です。
ドイツにて、チコリはとある少女の化身だと伝えられています。その名も『Wegwarte = 道端で待ち続ける人』。
もはや帰ってくるかもわからない恋人を想い、ただひたすらに待ち続ける少女のこぼした涙の”蒼さ”が、チコリの花の色そのものだったといわれています。
「チコリ」という名前はギリシア語の「Kichorion = 畑」になぞらえて、学名の「Cichorium」にとなったといわれています。
チコリは、初夏の頃になると、どこか哀愁を感じさせる青い花を咲かせます。しかし、チコリの花は涙を枯らしたら最期で、すぐに閉じてしまうという習性があります。その開花時間はとても短く、わずか半日ほどしかないといわれています。
その儚さから、どこか人間味を感じさせてくれるチコリは、ある意味人間の良き理解者なのかもしれませんね。
チコリは野菜としての価値は高く、ヨーロッパでは”ハーブの王様”とまで称されるほど、私たちに元気を与えてくれる存在とされています。
そんなチコリに含まれるチコリ酸には、肝臓機能の向上の効果はあるといわれています。また食物繊維も多分に含んでいるため、老廃物の排出が進み、お肌のむくみ改善も期待できるという、花とハーブで正反対の二面性を持っているんですね。
レッドチコリは、日本では菊苦菜(キクニガナ)といわれる品種です。根を乾燥後、焙煎したチコリコーヒーは愛飲されています。
チコリアは、食の都イタリアで一般的な品種です。
アスパラガスチコリは、茹でた際の味がアスパラガスを思わせることで知られる品種です。
風水ではないですが、同じスピリチュアル系としてチコリから抽出したフラワーレメディーがあります。
フラワーレメディーは花に込められたエッセンスを吸収することで、様々な効果が期待できることを目的とした、自然治癒療法になります。
独占欲や愛情に見返りがほしい方に、チコリの「手放す」といった感覚がフラワーエッセンスとともに吸収できると、心を軽くすることができます。
チコリは花としてだけでなく、食べ物としても私たちの生活を彩ってくれる植物です。
どちらを選んでも楽しめること間違いなし!ぜひ試してみては?
GreenSnap編集部