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さつまいもを栽培してるけど土に埋まっていて、いつ収穫したらいいのかわからないということもありますよね。このページではさつまいもの収穫時期について解説しています。育てている方はぜひご参照ください。
さつまいもの収穫時期は、9〜12月頃です。植え付けから収穫までは約110〜150日が目安です。ただし、その年の気候や生育環境、さつまいもの品種によっても収穫時期は異なります。
紅はるかの収穫時期は、九州などあたたかい地域では10月、本州では11月頃です。
沖縄のさつまいもとして有名で、紅芋という名前ですが、実際は紅色ではなく、紫色をしています。沖縄での紅芋の収穫時期は、10〜11月頃です。
紅あずまの収穫時期は9〜11月です。茨城県や千葉県で多く栽培される関東で多く流通する、焼きいもでもおなじみの品種です。収穫後は貯蔵をするため、流通するのは12〜2月頃となります。
安納芋の収穫時期は、9〜12月です。種子島で多く栽培されています。
鳴門金時の収穫時期は、ほかより少し早めの8〜11月頃です。種子島で多く栽培されていて、収穫時期に幅があり、見極めは難しいかもしれません。
さつまいもの収穫時期だけでは、土の中の芋が成熟しているかどうかわかりにくいですよね。そんなときはさつまいもの葉っぱを見て、収穫のタイミングを判断することができます。
さつまいもの葉は通常は緑色ですが、収穫時期になると葉が枯れていきます。緑色だった葉っぱが、上の写真のように黄色く変化してきたら、収穫のサインです。
葉が枯れてしまっても、それは栄養がしっかりとさつまいもに行き届いた証拠なので安心してくださいね。
さつまいもは土が濡れていると収穫しにくくなり、さらにさつまいもが腐る原因にもなるため、晴れた日に収穫しましょう。
さつまいもを収穫する前に、つるは邪魔になるのでカットしておきましょう。
さつまいもの根本となる場所周辺の土を軽くスコップで掘ります。
ただしそのまま掘り進めると、さつまいもにあたって傷つけてしまうので、掘るというよりも土を柔らかくする目的で掘りましょう。
土がやわらかくなったら、その後は軍手を着用した手で掘りすすめます。
さつまいもが見えてきたら、無理に引っこ抜くのではなく周囲の土を取り除くように掘り出します。
さつまいもは収穫後は、常温で保存することができます。
さつまいもを一本ずつ新聞紙で包んで、かごなどに入れて保存しましょう。夏の暑い時期はそのままにしておくと発芽してしまう場合があるので、新聞紙で包んださつまいもをビニール袋に入れて、野菜室で保存しましょう。
野菜室ではない冷蔵庫内だと、温度が低すぎるので注意してください。
さつまいもは品種によっても収穫時期は違いますが、温暖な地域と寒い地域でも異なります。九州では収穫時期が早いですが、北海道では遅い傾向があります。
収穫時期の目安の少し前に試し掘りをしてみて、さつまいもの様子をチェックしておくと安心です。
さつまいもの収穫時期は日数だけでなく、葉が枯れたかどうかでも判断ができます。葉の変化を見逃さずによく観察してください。きっとおいしいさつまいもが収穫できますよ。
GreenSnap編集部