warning
error
success
information
最近はいろいろな植物を水耕栽培を楽しむ方が増えています。水だけで栽培できて衛生的ですが、肥料は必要になってきます。しかし、水耕栽培の肥料は何を選んだらいいのでしょうか。
このページでは、水耕栽培の肥料について解説しています。ぜひご参照ください。
水耕栽培とは、土を必要としない栽培方法のことです。
たとえばヒヤシンスなどの球根植物は、土に植えずに透明な瓶に挿して、根が生長し花が咲くのを楽しめます。
水耕栽培は土を使わないので清潔かつ、インテリア性も高いことから人気を得ている栽培方法です。水と肥料さえあれば、元気に育つのでぜひ挑戦してみましょう!
水耕栽培で使用する肥料は液体肥料がおすすめです。
土を使って栽培する場合は、粒状などの固形肥料が多く使われます。しかし、水耕栽培では土ではなく水で栽培するので、水に溶けて植物が吸い込みやすい液体肥料が多く使われます。
液体肥料以外でも粉末肥料というものがあり、こちらも水耕栽培に向いています。ただし、粉末肥料は溶け残りがでることもあるので、水耕栽培では液体肥料がおすすめです。液体肥料は、吸収が早い特徴があります。
液体肥料はさらに化成肥料と有機肥料に分けられますが、水耕栽培では化成肥料がおすすめです。
有機肥料は自然の素材を使用した肥料で、枯れ葉や微生物の死骸などが元になっています。このような有機肥料を使うと水が濁ってしまうので、水耕栽培の場合は化成肥料にしましょう。
水耕栽培で液体肥料を使うときは、水替えと同じタイミングで与えましょう。水替えは夏場なら毎日、冬場なら2〜3日に1回ほど行います。
液体肥料は多くの製品が薄めて使う原液として販売されています。希釈濃度は製品によって異なりますが、1000倍〜250倍などが目安なので、水耕栽培で使うときは液肥を数滴垂らすのみでいいでしょう。
育てている容器と水の量に合わせて、製品の規定通り希釈して与えます。
水耕栽培で肥料を与える時期は、発芽をして茎が伸びる時期、実をつける生育期の時期です。この時期はとくに栄養が必要になるので定期的に液肥入りの水に替えながら育てていきましょう。
反対に、発芽までの時期は肥料はほぼ不要で、肥料が入っていない水の方が吸収しやすいため育ちがよくなります。発芽してから肥料を与えるのがポイントです。
また、多くの観葉植物は冬に休眠期を迎えるので、観葉植物を水耕栽培しているなら、この時期の肥料は一旦やめましょう。
料理をしていてニンジンのヘタをカットして、それを水耕栽培する方もいると思いますが、この場合はすぐに水を吸い上げません。最初は水をよく吸わせるために、肥料を与えず水のみで栽培してください。
芽が出てきたら、すでに水を吸い上げるまでになっているので、肥料を与えていきましょう。
水耕栽培で肥料を与える際は注意点もあります。元気に育ってほしいからといって、肥料をたくさん与えてしまうと逆効果です。
肥料の成分が溶け切らないことがあり、容器にあった苔に栄養が回ってしまい、苔が繁殖することもあります。液体肥料を買うと、説明書きが裏面などにありますので、そちらをご確認ください。
水耕栽培には液体肥料がおすすめです。固形肥料だと溶け残りが出てしまうので注意しましょう。肥料を与えられた植物はよく生長してくれるので、必要な時期に与えてあげて水耕雨栽培を楽しみましょう。
GreenSnap編集部