warning
error
success
information

こんにちは。
レモン研究家の国吉純です。
「はじめて檸檬」No.1ではレモンのルーツについて。
レモンの生まれ故郷インドから世界へと広がっていくまでのお話をしました。
はじめて檸檬|ご挨拶とレモンのルーツをご紹介します〜 No.1〜
そして、「はじめて檸檬」No.2では、レモンが日本の各地に広まっていくまでのお話。
そしてレモンがご機嫌に育つための環境などを産地の紹介とともにお話をさせていただきました。
おかげさまで、たくさんの方に読んでいただき、コメントもたくさん!
レモンを通じていろんな方とレモン談義ができる幸せを感じています。
ありがとうございます!
さて、今日は国産レモンの一大生産地瀬戸田のお話と、我が家のレモンをちらっとご紹介したいと思います。

広島、、というとやはり市内の原爆ドームなどの平和記念公園に立ち寄られたり、同じく世界遺産に登録された宮島へ行かれた方は多いでしょう。
ただ、レモンの島の瀬戸田は広島にあるの!と言っても地理的にぴん!と来る方は少ないようです。
瀬戸内海の内海にはたくさんの島が点在し、広島県に属する島は142個もあると言われています。
そのうち、尾道市に属する島の「生口島(いくちじま)」と「高根島(こうねじま)」。
この二つの島がレモンの一大生産地と言われている「瀬戸田」と呼ばれる地域です。
新幹線で言うと、東京方面からでは、新大阪→岡山→福山→新尾道(その先が広島)で降りて、そこからバスかタクシーで、或いはJR山陽本線で尾道か三原へ。
尾道か三原の港から船で40分ほど行ったところにレモンの島があります。

今では「しまなみ海道」と言う愛媛県今治市まで、瀬戸内海の島々を橋で繋いだ全長約60kmの道路もあり車で行くことができます。
また体力に自信のある方は、日本で初めてできたという海峡を横断できる自転車道「サイクリングロード」を通っていくこともできます。
でも個人的には、やっぱり船で瀬戸内海の島々を見ながら島へ行って欲しいかなぁ!
瀬戸内海の静かな海を進みながら見る風景は、心を穏やかにしてくれ何度も何度も見ていても飽きることがありません。
途中いくつかの島に立ち寄ると、街まで病院や買い物へ行き両手いっぱいに荷物を持った島の人々が船を降り立つ姿や、時間帯によっては高校生が帰宅する姿も。まるで映画のワンシーンのようです。
自転車を船に乗せて島まで行ける自転車専用フェリー「サイクルシップラズリ」もあります。

さて、レモンの島に近づいてくるとオレンジ色の橋が見えてきます。この橋が、島にまもなく到着する目印。
船からこのオレンジ色の橋を見ると、私はいつもまた来れた!と嬉しくなります。
最初、なんでレモン色ではなくオレンジ色なんだろう?と思いましたが、その歴史を知りなるほどと思いました。

この橋は「高根(こうね)大橋」と言い、生口島と高根島を結ぶ道。
実はこの高根島、かつて「高根みかん」として美味しいみかんの産地として有名でした。だから、この橋はオレンジ色になったのですね。。
今は柑橘類だけではなく生口島と同じく、レモンの産地でこの橋を渡って車でたくさんのレモンが運ばれていきます。

瀬戸田出身の有名人といえば、やはり日本画家で世界的にも有名な平山郁夫氏。
彼は、この瀬戸田に生まれ、学徒動員中に被爆も経験し、原爆の後遺症に苦しみながらあの素晴らしい絵画の数々を描き上げたといわれています。
瀬戸田には、「平山郁夫美術館」もあり、彼の幼年期からの貴重なデッサンなども展示されていて、瀬戸田の観光地として多くの方が訪れています。
船がつく瀬戸田港に面したところが彼の生家でもあり、瀬戸内海の海の色や島々の緑の色は彼の原風景として刻まれていたのでしょう。
あの群青色は、まさしく瀬戸田の海の色!
>>平山郁夫美術館のご案内はこちら<<
この美術館にはティーラウンジもあり、絵画鑑賞の後は、日本庭園を眺めながらのレモンドリンクをいただきながら一息つくのもおすすめです。
先日美術館へ立ち寄った時にいただいたのが、ハーブのバタフライピーのレモンスカッシュ。「平山ブルー」と呼ばれる深い青の色は、平和への願いを込めて。


さて、今回から少しずつ事務所(横浜)のベランダで育てているレモンも紹介していきます。
今ベランダにあるレモンは4鉢?プラスαあるのですが、いずれも撮影に使ったり、講座で使ったレモンやその残りとか。
今年に入ってから暖かな日が続いたため、既に小さな芽が出始めています。少し茶色の葉っぱが見えてきたら、それが新芽(春芽)です。
次回は、もう少し瀬戸田の島を散歩。
そして、今のうちに行っておきたいレモンの管理作業についてお話ししましょう。

kuniyoshijun