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子宝草、初めて聞いたとしてもイメージしやすい名前の植物ですが、そのとおり子孫繁栄に縁のある植物として知られています。ただ、子宝草の”子供たち”はすこし意外な形をしているため、きっとあなたを驚かせてくれることでしょう。
今回はそんな子宝草の花言葉や主な種類、特徴を紹介していきます。
子宝草(子宝弁慶草)の花言葉は、「子孫繁栄」です。
葉の縁にそって並んだ子どもたち(子株)が地面に落ち、元気よく新たな芽をだすことにちなんで、”子孫繁栄”を象徴する花言葉となりました。
子宝草がたくさんの子を暖かく育てているように見えるのは、私たちだけでなく名前の由来とされる中国でも同じだったようです。
実は属名である”Kalanchoe”(カランコエ)が中国語で「落ちて成長する」という言葉のラテン語からきているのです。
母親から産み落とされた子どもたちが苦難を乗り越えてたくましく成長していくさまには、古今東西いつでも母性本能をくすぐられるものなのでしょう。
この子宝草、実は植えてから一年目ではその花は開いてくれません。まるで人間の赤子のように、2~3年辛抱強く育ったのち、元気に満ち溢れた満開の枝垂れ桜を彷彿とさせるような花々を下向きに咲かせます。
花にもカラーバリエーションはさまざまで、オレンジ色や赤色、ピンク色などがあります。子宝草は見た目だけでなく、その鮮やかな色彩でも私たちを”家族総出で”もてなしてくれるのです。
世界中の熱帯・亜熱帯地域に分布、日本においては主に小笠原諸島群にみられます。
簡単に育てることができ、発芽に至っては水に浸しておくだけで完了してしまいます。
葉の先端部につく子株が落ちることで増殖していく品種です。肉々しい葉をもつことで知られます。
一見すると子宝草と変わらない葉をもつように見えますが、その裏には見ると禍々しさをおぼえる波紋があります。
その様子は”悪魔の背骨”と称されるほど。
子宝草は、その名の通り子宝に恵まれるというジンクスを持っています。子宝草の繁殖力の高さから、子孫繁栄のシンボルとして親しまれるようになったといわれています。
近年では妊活の一つとして子宝草を育てる女性が急増しています。
年を経るごとにたくさんの子供に囲まれる子宝草。その微笑ましい様子は、皆さんの家庭にも暖かなぬくもりを届けてくれること間違いありません。
ぜひ、皆さんも子宝草の”お子守”を体験してみてくださいね。
GreenSnap編集部