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カシスソーダやカシスウーロンなど、お酒でよく利用されるカシス(黒すぐり)は、ジュースやゼリーにもなることがあります。身近な果実ですが、果実がなる前には花が咲きます。花が咲くということは花言葉もあるのでしょうか。
このページでは、カシス(黒すぐり)の花言葉をご紹介。花言葉だけでなく、栄養や実の特徴、花の特徴についても記載しているのでご参照ください。
カシス(黒すぐり)の花言葉は、「あなたを喜ばせる」、「あなたの不機嫌が私を苦しめる」、「あたなに嫌われたら私は死にます」です。
「あなたを喜ばせる」という花言葉は、カシスがおいしい実をつけて、わたしたちが食べられることが由来しています。丁寧に育てたカシスが実をつけたら、食べるのが楽しみで嬉しくなりますよね。それだけでなく、カシスの果実は栄養豊富。食べるとより健康的になることもあるのです。このようなよいイメージからこのような花言葉になりました。
カシスの「あなたの不機嫌が私を苦しめる」、「あなたに嫌われたら私は死にます」は怖い花言葉。これはカシスのトゲが関係しています。一部のカシスには、トゲがあります。このイメージが怖い花言葉に繋がったと考えられます。
カシスは黒すぐりとも呼ばれます。スグリという植物があり、スグリはユキノシタ科の植物です。葉のつけ根にトゲを持ち、カシスに似て花後に赤褐色の果実をつけます。ちなみにスグリは漢字では「酸塊」。酸味のある果実を意味しています。
カシスの果実はスグリに味や見た目がそっくりですが、カシスのほうが黒っぽいことから「黒いスグリ」という意味が由来となりの「黒すぐり」という名前がつけられました。
カシス(黒すぐり)は果実のイメージが強いですが、花も咲かせます。花期は4月から5月で、黄緑色の花を楽しむことができます。
カシス(黒すぐり)の果実は酸味がありますが、少し苦みもあるので、そのまま食べるよりも加工して楽しむことが多いです。
ゼリー、コーディアル、果実酒、ジャムとして楽しまれています。海外では、クッキーなどお菓子にカシスの風味を加えることがあるそうです。
カシス(黒すぐり)の品種を紹介していきます。
アントシアニン、ビタミンC、糖分が多く、酸味が少ない品種です。粒の大きさは中くらいで、色あせしにくいためジュースへの加工に向いています。
果実が大きく、さらに果皮も分厚いです。寒い地域でも育てやすい品種で樹形もコンパクトなので小規模栽培に向いています。
きれいな黒い果実をつけるベンコンナンは商業利用はもちろんですが、家庭での栽培にも向いています。樹形がコンパクトなので育てやすいです。
果実が大きく果皮が薄いため、食べやすいとされています。ビタミンCが豊富で、加工などを目的とした商業利用だけでなく、ガーデニングでも楽しまれる品種です。
カシス(黒すぐり)はビタミン、ミネラル、アントシアニンが豊富です。ミネラルは健康な体作りには欠かせない成分で、ビタミンは肌にもよいとされていますよね。アントシアニンは目によいといわれる成分として有名です。
さらにアントシアニンは末梢血管の血流をよくする働きがあるともいわれています。冷え性の方にも向いているかもしれませんね。
ちなみに果実を楽しむイメージがほとんどですが、カシスの葉を乾燥さえて食用とすることもあるようです。
生だと酸味や苦みがあり苦手な方はジャムやコーディアルにして楽しめば酸味は気になりません。ジャムやコーディアルは炭酸で割っておいしく飲むのがおすすめです。
お家で育てられる品種もあるので、栽培し収穫して食べてみてくださいね。
GreenSnap編集部