ハマユウ(浜木綿)は、日本原産の毎年花を咲かせる多年草です。千葉県以南の海岸性で群生している様子を見かけます。真夏の深夜に花を咲かせます。どこかエキゾチックな花で、香りも強いです。

この記事では、ハマユウ(浜木綿)の花言葉を中心に、特徴などもご紹介します。

ハマユウ(浜木綿)の基本情報

Photo by タローさん@GreenSnap

[別名]浜万年青（ハマオモト）

科・属：ヒガンバナ科ハマオモト属
性質・分類：常緑性多年草
原産地：日本、韓国
開花時期：7月～9月
花色：白
用途：グランドカバー

ハマユウ(浜木綿)の花言葉

Photo by mocoさん@GreenSnap

ハマユウ(浜木綿)の花言葉は、「どこか遠くへ」「汚れがない」「あなたを信じます」という意味を持っています。
ここでは、ハマユウの花言葉の意味をご紹介します。

ハマユウ(浜木綿)の花言葉「汚れがない」

神道神事で用いられる白い布を「ユウ」と呼びます。この布のような白い花を咲かす姿からついた花言葉といわれています。真夏の深夜に、白く咲く姿は、まさに汚れの無い姿です。

ハマユウ(浜木綿)の花言葉「どこか遠くへ」

ハマユウの種は、コルク質で水に浮かびます。浜辺で結実した種は波で遠くまで運ばれることもあるでしょう。そんな姿からこの花言葉がついたといわれています。

ハマユウ(浜木綿)の花言葉「あなたを信じます」

波に運ばれたハマユウの種は、その後海岸に流れ着くことはできるのでしょうか？波に身を任せる事しかできないその運命から、この花言葉がついたといわれています。

ハマユウ(浜木綿)の名前の由来

Photo by シャボン玉さん@GreenSnap

漢字で書くと、浜木綿と書き、字面からして海岸線を連想することができます。文字通り「浜」は海岸線を示します。「木綿」は、花言葉でもご紹介した、神具の木綿と似ているからといわれています。とくに宮崎県ではこの植物が沢山自生しており、郷土のはなとして親しまれています。

ハマユウ(浜木綿)の花の特徴

根元から生える葉は艶と厚みがあり、大きさも50cmを超えてきます。草丈は30cm～80cmほどに育ち、千葉県南部以南の海岸線に自生しています。

ハマユウ(浜木綿)の花言葉を贈ろう

Photo by シャボン玉さん@GreenSnap

ハマユウ(浜木綿)は、一般的には流通していませんが、海岸近くのお土産屋さんでは種や球根を販売していることがあります。この種や球根を購入して育てることができます。ただし、寒さに弱いので、寒冷地では育てることが出来ませんし、越冬も難しいでしょう。

日当たりの良い、暖かい土地であれば、水やりや肥料の心配なく、放置気味で育てることができます。ぜひ一度、ハマユウ(浜木綿)をプレゼントしてみませんか？