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シダレヤナギ(枝垂れ柳)は、公園や街路樹などでよく利用される、日本ではなじみの深い木の一つです。奈良時代に中国から伝わってきていたそうですよ。
また陰陽道では、陽の気を持つと謂れ、古くから鬼門を封じる霊力のある樹木として重宝されてきました。
この記事では、シダレヤナギ(枝垂れ柳)の花言葉を中心に、特徴などもご紹介します。
[別名]垂り柳(シダリヤナギ)、糸柳(イトヤナギ)、大枝垂(オオシダレ)
科・属:ヤナギ科ヤナギ属
性質・分類:落葉樹
原産地:中国
開花時期:3月~4月
花色:黄緑色
用途:街路樹、公園、盆栽
シダレヤナギ(枝垂れ柳)は、ヤナギ科ヤナギ属の落葉樹です。原産は中国で、古く奈良時代から日本に伝わってきました。高さは20メートルにもなり、大きな姿と長くしだれる細い枝は、涼しさを演出してくれるだけでなく、どこか安心感も与えてくれます。
川岸などの湿った場所を好みますが、日本では広く育てることが出来ます。また、地植えだけでなく盆栽にして楽しむこともできます。
シダレヤナギ(枝垂れ柳)には、「わが胸の悲しみ」「愛の悲しみ」「従順」「自由」と一や花言葉の意味があります。ここでは、その意味をご紹介します。
しだれ柳の英語表記は、「Weeping willow」という名前です。「Weepingow」は泣いている、「willow」は柳を意味します。夕暮れ時の柳は、どこかさみしげな表情を見せることがあります。その様子から、この花言葉の意味が付いたのではないでしょうか。
「従順」と「自由」は真逆の言葉ですよね。「従順」は風に素直に揺れる姿から、「自由」は風に気ままに羽ばたいているように見える姿から付いたそうです。
ヤナギは漢字で書くと「柳」と「楊」の2種類があります。枝が垂れているものを「柳」と書きます。また、枝が立ち上がっているものを「楊」と書きます。
花びらはつきませんが、綿毛のようなふわふわした花穂が特徴的です。
シダレヤナギ柳(枝垂れ柳)は、地植えで育てる街路樹などのイメージが強いですが、盆栽でも人気の植物です。小さな盆の上に、舞い落ちるように垂れる枝の盆栽は見ごたえがあります。鉢植えで比較的育てやすい植物です。
ぜひ一度花言葉とともに、シダレヤナギ柳(枝垂れ柳)をプレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部